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2月1日 三木崎→元盛松 - 2015.02.01 Sun

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆

2月1日、仲間5人とともに、尾鷲市の三木崎半島沿岸部に位置する三木崎および90年前まで人が住んでいた元盛松集落跡を歩いてきました。

メンバーはグラフィックデザイナーしおっち、高校教諭Mちゃん、焼き鳥大吉尾鷲店オーナー兼旅人の宿ウッドペックオーナー兼etc...まっさん、熊野市在住のYさん(なんと、熊野大花火大会三尺玉の火付け役!!!)、そしてU君(徒歩日本一周中の旅人)というなんとも濃すぎる顔ぶれ。



元盛松について
三木浦半島南東部にある集落跡です。三方を山、一方を荒波押し寄せる外海という厳しい条件下にあった当集落は、昭和2年に全戸を峠を経た現三木浦町コノワ地区に移築し、昭和4年には無人となりました。初めて人が入った時期は不明ですが、記録によると450年前にはすでに集落が形成されていたといわれ、全戸移動の直前までは27戸、126人がここで生活していたとされます。

集落内には学校も店舗もなく、小学校低学年までは集落内のお寺で学び、高学年になると二又峠を越えて三木浦まで通学し、下校の際は三木浦で調達した生活用品をついでに背負って帰宅したといわれます。

また、集落内に形成できる田んぼは限られており、庄屋など一部の良家は敷地内に水路と小規模な田圃を要していたものの、ほとんどの住民は、元盛松からみて三木浦半島の反対側に当たる頼母(たのも)に田んぼを構えていました。その頼母までは片道2時間かけて歩いたとされ>ます。その当時の道が、現在三木埼灯台から元盛松に向かう時の道です。



名称未設定 3のコピー
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国道311号線の三木浦トンネル出口脇より、三木浦林道に入り、しばらく行くと「吉野熊野国立公園 三木崎園地 入口」と書かれた木製看板が見えます。ここが三木崎ルートの入り口です。この入り口から三木埼灯台までは昭和中期に整備されたもので、常緑照葉樹林に覆われた非常に歩きやすい道です。2月~3月ごろはヤブツバキに彩られます。


IMGP1529.jpg
三木崎林道からトレイルへの入り口

IMGP1446.jpg
とっても気持ちの良いトレイル


こんな気持ちの良いルンルン尾根道を歩くことおよそ30分、高度を一気に下げ、三木埼灯台へ到着します。真っ青な空の青と映える艶やかな白の灯台の組み合わせは、どこか地中海沿岸部の町並みを彷彿させます。この灯台は昭和3年の点灯から86年間、熊野灘を照らし続けています。

IMGP1450.jpg



三木崎灯台から先は急な下りとなり、三木崎半島の沿岸部をなぞるように残るトレイルを伝って元盛松まで行きます。このトレイルこそが、元盛松の当時の住民が頼母まで田んぼを見るために通った道です。7年前はつるやシダに覆われ、三木崎から元盛松までたった3kmの道のりを地図、コンパス頼りに2時間かけて歩きましたが、近年地元三木浦の人々の手によって整備され、非常に歩きやすくなっていました。


元盛松へ向かう前に、この三木崎界隈にあるとっておきのプライベートビーチならぬプライベートゴロタ浜でちょっと一服^^

IMGP1457.jpg
これがゴロタ浜
柱状節理の断面が荒波に削られたことにより形成された「ゴロタ石」による浜

IMGP1460.jpg
目の前は視界を占領する真っ青な熊野灘!

IMGP1461.jpg
ここならではの遊び、”外ぷろジャンプ”!!!!


IMGP1470.jpg
そして、旧生活道へと入っていきます

IMGP1471.jpg
以前に比べればだいぶ歩きやすいです

(13)_2015021621274018c.jpg
参考までに、2007年の同じルート状況を

(15)_201502162127428dc.jpg
同じく2007年の写真

IMGP1474.jpg
小半島を横切る峠に出ます。
かつて、炭焼きなどのために人の手が入った「二次林」が見られます。


IMGP1477.jpg
峠を下ると間もなく元盛松

IMGP1479.jpg
かつての集落東側入口であった「頼母側木戸跡」を過ぎると、集落の土台が徐々に見えてきます。

IMGP1480.jpg
ひときわ重厚な石垣は、庄屋宅だといいます。


集落跡から海辺に出ると、ここにも存在するゴロタ浜に出ます。このゴロタ浜からの眺めが頗る壮大!!
天気も気候も良い時だと、一日いても飽きることはないでしょう。この浜の西側に当たる断崖の一角は、かつての船着き場であったといわれます。海を経て三木浦などの集落へ出ていたのですが、外海であるためここに船をつけられる日は限られていたとのことです。この岩壁にへばりつく「カメノテ」を発見した仲間は「これ、うまいんだよなぁ」と大はしゃぎ(獲ってはいませんけど・・・)


IMGP1494.jpg
ゴロタ浜

IMGP1495.jpg
観光地にはなっていない、ほとんど人も入らない別天地!

IMGP1499.jpg
船着き場を目指す

IMGP1513.jpg

IMGP1521.jpg

IMGP1503.jpg
見て!この透明度!!!!


IMGP1526.jpg
浜の入り口にひっそりたたずむお地蔵さん


そして、元盛松を後にします。30分ほど山道を登り、三木崎林道の合流点である二又峠にたどり着きます。この道こそが、かつて元盛松の子供たちが三木浦へ通学していた道です。

林道へ出た後はおよそ40分林道を歩き、スタート地点である三木崎園地入口へ戻ります。

尾鷲市の沿岸部にはこんな埋もれたワンダーランドがいっぱいあります!


Buen Camino☆









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