滝から聖地へ、そして再び滝へ ~原始世界が息づくトレイル - 2014.03.14 Fri
¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆
熊野市の最奥地、赤倉から流れる尾川川支流にあるガンガラ滝より、ひっそりと残る妙見山への巡礼路、そして道なき道を経て御浜町神木奥地にある不動滝までを歩いてきました。
妙見山~鵯山~鷲の巣山と続く分水嶺の稜線をまたぐこの秘境トレイルは至る所で名もなき巨木、滝、岩に出逢えます。岩に食い込む巨木の根を見ては、クリスタルブルーの滝つぼを見ては歓声の絶えない私たち。きっと昔の人も驚き、恐れ多いと感じ、そして祈って歩いていたことでしょう。
これって・・・まさに熊野信仰のすべての原点ではないでしょうか。そう考えると、このあたりってもっとも「熊野」を感じられるエリアっていえますよね!
自然全般を尊い思う気持ち、それらが根付いた紀伊半島の巡礼路・・・・いや、この思想は熊野地域だけでなく、ここから太平洋を経た沖縄やバリ島までにも及ぶ壮大な思考。沖縄のセイファー御嶽によく似たお不動さんをみて、そして山頂から見渡せた雄大な太平洋を見て、、、とてつもなく広範囲に拡散していった自然崇拝の偉大さを全身で感じた歩き旅でした。
この日は私と「メイドイン熊野の量り売り・木花堂」の店主Sちゃん、地元に長年住む案内役のNさん(トレランナー)、Iさん(農家軒シーカヤックガイド)の4人でした。とても頼りがいのあるNさんとIさんはなかなかの饒舌で、所々で爆笑トークをしてくれます☆
とくに面白かったのが「マイ滝」!
「滝はご神体として崇拝対象になっていたけど、その自然崇拝だって〝お、いい滝を見つけたぞ!これはおれの滝だ〝 〝お前やるな!じゃあ俺はさらに大きいのを見つけてやる・・・お、見つけたぞ!これはおれの滝だ〝なんて会話から始まったんちゃうか~!?“ってな流れで始まったんじゃないかな~ 夢もロマンもないけれど、案外そんなものっちゃうか?」というお話です。そういえば、全国各地、人の名前が当てられた滝や山ってけっこうありますよね。
今では美しい伝説となっているものでも、案外他愛ないことから始まっているものかもしれないですね^^

尾川川沿いの県道52号よりトレイルに入ります。
ガンガラ滝までのおよそ35分はこのような広く歩きやすいトレイルが続きます。
これは育生側から聖地妙見山に参った道、そして育生と神木をつないだ旧生活道です。

まだバイカオウレンが咲いていた!

前日の雪でうっすら雪化粧した山林

かつてはつり橋で渡っていた河原、現在は沢を渡ります。
ちょいと危なっかしい!?

ガンガラ滝の滝つぼを上から見る。
吸い込まれそうなディープ・ブルー!

ガンガラ滝から先は台風などの影響で荒れている箇所が多いです
この鉄板道もこのとおり・・・

いくつもの沢を渡り(飛び越え・・・)

マリモみたいなかわいいコケ♪

名もなき沢
ここにあるのは紛れもなくホンモノの熊野

透き通る沢はまさに山の体液

道中見える巨岩
大丹倉!?いいえ、「白倉」と呼ばれる岩です。

うっすら雪が残る道

妙見山頂からの絶景

まるでジオラマのような七里御浜沿いの町

妙見山から先は道なき道を経て不動滝へ。
このよに巨岩の連続です。

案内役のIさん、Nさんがいなければこれは難しいよ~(笑)

不動滝のある谷の一つ西側に位置する谷にある、名もなき大きな滝の上

樹齢30年ほどはある杉と同じくらいの太さのこれ、ツタです!!

巨岩!!!!

名もなき滝の下へ。

ため息が出るほど透き通った美しい沢のよどみ

そして不動滝へ

沖縄本島南部の聖地「斎場御嶽」をほうふつさせます。

そして、まるで秘密の迷路のような神木の里に出ていきます。

見て、このノスタルジックな一枚!
Buen Camino☆
熊野市の最奥地、赤倉から流れる尾川川支流にあるガンガラ滝より、ひっそりと残る妙見山への巡礼路、そして道なき道を経て御浜町神木奥地にある不動滝までを歩いてきました。
妙見山~鵯山~鷲の巣山と続く分水嶺の稜線をまたぐこの秘境トレイルは至る所で名もなき巨木、滝、岩に出逢えます。岩に食い込む巨木の根を見ては、クリスタルブルーの滝つぼを見ては歓声の絶えない私たち。きっと昔の人も驚き、恐れ多いと感じ、そして祈って歩いていたことでしょう。
これって・・・まさに熊野信仰のすべての原点ではないでしょうか。そう考えると、このあたりってもっとも「熊野」を感じられるエリアっていえますよね!
自然全般を尊い思う気持ち、それらが根付いた紀伊半島の巡礼路・・・・いや、この思想は熊野地域だけでなく、ここから太平洋を経た沖縄やバリ島までにも及ぶ壮大な思考。沖縄のセイファー御嶽によく似たお不動さんをみて、そして山頂から見渡せた雄大な太平洋を見て、、、とてつもなく広範囲に拡散していった自然崇拝の偉大さを全身で感じた歩き旅でした。
この日は私と「メイドイン熊野の量り売り・木花堂」の店主Sちゃん、地元に長年住む案内役のNさん(トレランナー)、Iさん(農家軒シーカヤックガイド)の4人でした。とても頼りがいのあるNさんとIさんはなかなかの饒舌で、所々で爆笑トークをしてくれます☆
とくに面白かったのが「マイ滝」!
「滝はご神体として崇拝対象になっていたけど、その自然崇拝だって〝お、いい滝を見つけたぞ!これはおれの滝だ〝 〝お前やるな!じゃあ俺はさらに大きいのを見つけてやる・・・お、見つけたぞ!これはおれの滝だ〝なんて会話から始まったんちゃうか~!?“ってな流れで始まったんじゃないかな~ 夢もロマンもないけれど、案外そんなものっちゃうか?」というお話です。そういえば、全国各地、人の名前が当てられた滝や山ってけっこうありますよね。
今では美しい伝説となっているものでも、案外他愛ないことから始まっているものかもしれないですね^^

尾川川沿いの県道52号よりトレイルに入ります。
ガンガラ滝までのおよそ35分はこのような広く歩きやすいトレイルが続きます。
これは育生側から聖地妙見山に参った道、そして育生と神木をつないだ旧生活道です。

まだバイカオウレンが咲いていた!

前日の雪でうっすら雪化粧した山林

かつてはつり橋で渡っていた河原、現在は沢を渡ります。
ちょいと危なっかしい!?

ガンガラ滝の滝つぼを上から見る。
吸い込まれそうなディープ・ブルー!

ガンガラ滝から先は台風などの影響で荒れている箇所が多いです
この鉄板道もこのとおり・・・

いくつもの沢を渡り(飛び越え・・・)

マリモみたいなかわいいコケ♪

名もなき沢
ここにあるのは紛れもなくホンモノの熊野

透き通る沢はまさに山の体液

道中見える巨岩
大丹倉!?いいえ、「白倉」と呼ばれる岩です。

うっすら雪が残る道

妙見山頂からの絶景

まるでジオラマのような七里御浜沿いの町

妙見山から先は道なき道を経て不動滝へ。
このよに巨岩の連続です。

案内役のIさん、Nさんがいなければこれは難しいよ~(笑)

不動滝のある谷の一つ西側に位置する谷にある、名もなき大きな滝の上

樹齢30年ほどはある杉と同じくらいの太さのこれ、ツタです!!

巨岩!!!!

名もなき滝の下へ。

ため息が出るほど透き通った美しい沢のよどみ

そして不動滝へ

沖縄本島南部の聖地「斎場御嶽」をほうふつさせます。

そして、まるで秘密の迷路のような神木の里に出ていきます。

見て、このノスタルジックな一枚!
Buen Camino☆
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