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米国レンジャーガイドその1 - 2011.11.01 Tue

10月24日~27日までの4日間、来日中の米国西部のイエローストーンとグレンキャニオン各国立公園で活躍しているレンジャー女性2人をご案内していました。彼女たちは国立公園保護レンジャーとして日本国内全域を視察旅行に来ており、北アルプスがある中部山岳国立公園や吉野熊野国立公園のある紀伊半島、そして京都、奈良、大阪などをおよそ1ヶ月かけて視察しているとのことです。



紀伊半島の4日間は、
24日・・・午前中に尾鷲入り熊野古道伊勢路の馬越峠を歩いた後、夢古道おわせでランチ。午後はひのきシート作品で知られている「田原屋」で尾鷲ひのきマイ箸作り体験をして熊野古道センター見学後、熊野市内のホテルへ移動。
25日・・・午前中は鬼ヶ城を見た後熊野市遊木へ移動して楯ヶ崎遊覧、午後は熊野古道伊勢路松本峠を歩いた後獅子岩と花の窟神社を見学して熊野市紀和町の瀞流荘へ移動。
26日・・・午前中は熊野古道北山道の通り峠を歩いて丸山千枚田へ向かい、その後“旅する蝶”アサギマダラが舞う阪本集落へ。午後は熊野三山のひとつ熊野速玉大社と熊野那智大社をまわり、那智勝浦町の中華料理店へ。
27日・・・熊野本宮大社と周辺を見た後、熊野古道中辺路の箸折峠を歩く




と、なかなかの盛りだくさんなスケジュールでした。伊勢路南部と中辺路までという広範囲を4日間でまとめあげることはなかなか至難の業ではありましたが、ピンポイント的な熊野古道ではなく、熊野が持つ「壮大なつながり」をアメリカの方に知って頂く大きなチャンスでもありました。今回は私は4日間同行し、前半2日間はメインでガイドをつとめ、後半2日間は、メイドイン熊野の量り売り「木花堂」オーナーである友達のSAKEちゃんがガイドを担当しました。


24日午前10時半、日本サイドの担当である新宮市在住の環境保護区レンジャーSさん、東紀州観光まちづくり公社のFさんとともに米国人レンジャー女性R氏とM氏を尾鷲駅まで迎えに行きましたお二人は早朝に前日まで滞在した鳥羽市内のホテルから列車を乗り継いで尾鷲まで来ました。準備を整えた後はさっそく熊野古道馬越峠へ。馬越峠では、熊野古道の根本的な話からアメリカ国内を網羅するゴールドラッシュ時の歴史街道との比較、共通点話にまで!ネイティブアメリカンの方とこのような話、一度してみたかったんですよ。


馬越峠を尾鷲側に下った後は、「夢古道おわせ」へランチへ。尾鷲で獲れたお魚や野菜を、地元のお母ちゃんグループが持ち回りで営業しているこのお店は平日でも混雑しているほどの人気ぶり。アメリカのお二人はとくに苦手なものもなく、日本の素朴な家庭料理をふんだんに味わって頂けました。とくにサンマ寿司と緑茶がお気に入りのようでした^^


昼食後はヒノキアートで一躍有名になった尾鷲市内の「田原屋」へ向かい、尾鷲ひのきによるマイ箸作りに挑戦。尾鷲のブランドである尾鷲ひのきの端材から、日本の食文化の基本であるお箸を作る過程に二人とも興味津々。作り終えたときの達成感からこぼれる笑みが忘れられませんでした。ここのオーナーである池田さんがこのヒノキアート活動を始めたきっかけが、ひのきの加工の際、「端材」や「くず」と呼ばれることになる無駄な部分が出ている現状に疑問を持ち、その無駄とされた部分を何かに活かそうと、ひのきシート(かんなくず)でコサージュを作ったことがはじまりです。以降池田さんはこのように十分活かせる部位に対し「くず」と呼ぶことを嫌い、「ひのきシート」なる呼び名に変えてきました。「せっかくこの世に生まれてきた生命なのに捨てられる部分があってはならない。これを作品に活かし、その作品がさらに人と人とをつなぐ。この人と自然との循環を尾鷲から発信したい」と意気込む池田さんの活動原点に感銘を受けた二人は「池田さんは国宝級の人だ!」と一言。この様子を見て「モッタイナイ」という日本語が世界共通語となった背景を垣間見た気がしました。


その語は焼き梃子で二人は一生懸命覚えた日本語表記の名前を箸に彫りました。覚えたてとは思えないほどきれいで整った書きっぷりでした。最後に池田さんと記念撮影をし、記念品として頂いたマイ箸とマイ箸包みを片手に熊野古道センターへ。およそ1時間かけてセンター内の展示棟を見て回りました。曼荼羅図会にとくに興味を示していたお二人、3日後は曼荼羅世界に描かれていた実際の風景を見ることになります。

P1010429.jpg



つづく・・・


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