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熊野参詣道・川端街道の現状 - 2011.10.21 Fri

熊野川の急峻な河岸にへばりつくように敷かれたいにしえの道「川端街道」も、今回の台風12号の豪雨によって山ごと大きく崩壊してしまいました。熊野川はその昔、熊野本宮大社への参拝を終えた貴族や皇族が河口部に位置する速玉大社へ向かう際に利用した川の参詣道でした。そんな熊野川に並行するように設けられたのがこの川端街道であり、庶民の巡礼者が川行く船を横目に歩いたほか、近代では奥熊野地方に筏を回送する役目を果たした筏師たちが行き交っていました。

きっと過去を振り返ってみても、数百年のサイクルでこのような豪雨に見舞われていたに違いありませんが、やはり人間レベルでこの現状を見ると驚愕を隠せない私たちが今ここにいます。以下の被災写真は、普段大変お世話になっている観光局長の北村氏の許可をいただいて掲載いたします。また、参考までに被災前の状態の写真も同時掲載します。

nabi01.jpg
ガレ場のすぐ上にみえる筋がいにしえの川端街道 そのさらに上の筋は現在の県道でした

nabi02.jpg
谷の部分が小規模な深層崩壊を起こし、新しい滝ができています

20090830川端街道せんじ帰し
被災前の状態1

20090830熊野川 (2)
被災前の状態2(被災前の2枚はいずれも2009年8月30日 うえのってぃ撮影)


この熊野川では、風のチカラでこの大河を行き来していたいにしえの旅路を甦らせようと、三重県紀宝町在住の川舟大工、谷上嘉一さんが「熊野川体感塾」を立ち上げて様々なエコツアーを企画していました。今回の台風では谷上さんのメインフィールドであった熊野川はじめ、川端街道や飛雪の滝キャンプ場も被災してしまいましたが、谷上さんは体感塾の再開に向けて動き出しています。ツアーは来年2月末までは中止ということですが、ぜひ再開した暁には真っ先に駆けつけたいと思います。今回の災害による衝撃もダメージも大きいですが、これも何千年もの間に何回もくり返されてきた光景です。これを私たちも後世へ伝えて行かなくてはなりませんね。

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