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2017-07

映画「岳」 - 2011.06.09 Thu

GT登山部のメンバーと、新宮の「CINEMA COMPLEX」で映画「岳」のレイトショーを見てきました。これは当登山部のエンターテイナー部長こと柑橘系男子・みかん君の発案により、メンバー6人が集まりました☆


さて、この映画は言わずと知れた石塚真一作の漫画『岳~みんなの山』を原作としたもので、この5月7日に公開されました。豪華な俳優陣の出演、それに“山ガール”ブームなるものもあってか、社会現象にもなるほど人気があるとか。しかしこの映画はより多くの人が山を始めるきっかけになるというよりかは、容赦ない山の世界をストレートに見せつけられるシビアさの方が明らかに勝るように思えました。


それは、ほとんどの作品でもいえる「主人公が死なないこと」はこの映画にも当てはまっていることもあり、「本来なら間違いなく死んでいるシーン」もありましたが、自然が向いた牙によって死を迎えた人、その死を受け入れざるをえない場面に直面した遺族のシーンなど、決してフィクションではない場面も多々ありました。山歩き歴はそこそこある私ですが幸い、このようなシーンには未だ出くわしてはいません(今後も出くわさないつもりでいます・・・汗)が、大学時代、ワンダーフォーゲル部の遭難対策講習会で長野県警の救助隊のお話を聞く機会があり、隊員が語られた「5本の指に入る悲劇」を今でも明確に覚えているので、映画の途中で何度もとっさに目をつぶってしまいそうになりました。


三歩(主人公)の言葉で(語っていたのは父親を亡くした9歳の少年でしたが・・・)、「山は面白さも半分、恐怖も半分、楽しいことも半分、悲しいことも半分、生も死も半分づつ」が心に残りました。まさにそう、この後の運命や結果を分けるのはすべて人間。自然は時間のままに流れるだけ、何も変わらない。


私は10代で山を歩き始めて12年になります。この間にこれだけは心得たということがあります。それは「これ以上は私が入り込んではいけない世界」のボーダーがつかめたこと。「これを達成できたから次はこれ」という考えは私個人としては山では通用しないと考えています。高校時代まで「世界7大陸最高峰登頂」を夢としていた私がいつしか横の世界(線すなわち道)に入り込んだ要因もこのひとつです。


小栗旬さんや長澤まさみさんの抜群の演技力も合わさり、とてもいい映画だと思いました。また何度でも見たいです!


そして映画の後は一同某ファーストフード店に集まり、“リアル岳ミーティング”
また今年も実行します~ テント遠征☆


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 若者が集まる某ファストフードで地図を開ける怪しい?集団


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      三歩が手を振って立っていた奥穂高 夏と冬とでは別世界!

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      空撮でも何度か出たジャンダルム
   
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● COMMENT ●

No title

お久しぶりです

漫画版を読んでいるので、自分も山仲間と観に行きましたー!
「山に捨ててはいけないもの、それはゴミと命」というくだりが一番好きです

三歩がシェルンドに飛び込むのはさすがにエンターテイメントでしたね笑

>ふっくさん

お久しぶり^^
研修やホテル暮らしなど大変そうだったけど、都会ライフはいかが?? 慣れてきたかな?

あの漫画を読んで、かつ山登りの経験があると自然と見に行きたくなりますよね~ 「山に捨てていけないのはごみと命」沁みますねこの言葉。確かに映画ならではの演出はあったけど(苦笑)なんか、無念でしばらく暗くなってしまうシーンなど、わかりやすく厳しさと楽しさを伝えるバランスのとれた内容ですね!

なおた助演男優賞!いっぱい死んだけど見た後はすがすがしい気持ちになれる映画でした。

>かつどんさん

山というフィールドに密接なかつどんさんともなると、あの映画から感じとるものはさぞかし大きいでしょうね~☆ 厳しさも、優しさも、神秘もすべてを包み込んでいますね。おなじく、山の「いい部分」だけがピックアップされ勝ちな傾向に「カツ」をいれている内容にも思えます。

なおた君、授業参観の時の姿、かっこよかったね!

同感!

ノッティーさんお久しぶり!
相変わらず公私共に頑張っていますね!
ところで山ねずみも滅多に映画は見ないんですが、一昨年の(剱)以来山の映画は見なければ!と
見てきました。
山ねずみは子供の頃から漫画は興味ないので原作の漫画は読んでいませんが、
ノッティーさんの言う通り、山ねずみも自分の掲示板に書きましたが、
(死なない主役!)(カッコ良すぎる主役!)(女性の救助隊員)現実にはあり得ない?
事も多かったですがいろいろと参考になる事も多い良い映画でした。

追伸!
今年はお盆に遊楽会で槍ヶ岳に登ります。

>山ねずみ様!!

本当に本当にお久しぶりです!
って、こないだしょくさんとお会いしたときに山ねずみさんの良き噂話をしていたところです~(笑)書き込み、ありがとうございます~お元気そうな様子うかがえてほっとしました。
山にごみを捨ててはいけないという言葉はよく聞くけれど、「命」は当たり前すぎるのか、シビアすぎるのか、そのような注意書きをしてあるのは見ませんよね~ 本当、人間が山に残すことが許されるのは足跡と思い出だけでしょうね。

お盆に槍ですか~☆ お盆、こちらは親戚一同集合で難しいですが、お盆以外で久々槍に行きたいと思っています。 

捨てていけないもの!

ノッティー様!
思い出は山に残してはいけませんよ!自分の胸にしまって持って帰らなくちゃあ~!ハハハ、、、

実はこの映画を見た後、掲示板に(山に捨ててはいけないものは!ゴミと命)と
書いたら山仲間が(山に捨ててはいけないものは!ゴミと命と思い出)と
書いてきました。ハハハ、、、一本取られた~!

No title

山ねずみ様!

>思い出は山に残してはいけませんよ!自分の胸にしまって持って帰らなくちゃあ~!ハハハ、、、

ハハハそうですね~、思い出は「置き去り」にしてはいけませんよねえ~ 山に置いていってもいいものは「足跡と山への思いやり」とするべきでした~(^▽^;)

捨ててはいけないもの=思い出
その方に一本とられたあ~(><)!!!

No title

「山は面白さも半分、恐怖も半分、楽しいことも半分、悲しいことも半分、生も死も半分づつ」

そして!

「どちらを多くするかは自分次第」

って、ところが!うん!良かったですよね~^^!

しっかし!映画館で見る山は!危なく無くて素敵だね^^笑

>みかん君

エンターテイナー隊長、先日はありがとうございましたっ☆ ホント、「映画館山」は日本一安全な山ですね!すでに仏様となった登山者を救助する側の安全確保の点から落下させるなど、山で遭難した際の実態のシーンもあり、改めて考えさせられましたね~


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三重県紀北町在住。歩き旅人&旅イラストライター&ガイド

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