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伊勢本街道ジャーナル12月30日 - 2011.01.19 Wed

大阪市中央区玉造~伊勢神宮、伊勢本街道170キローメートル徒歩巡礼「伊勢迄歩講」の第三日目。
大阪ユースホステル協会が主催する、いにしえのお伊勢参りを再現するこのイベントに関する詳細は・・・
コチラ→ 伊勢迄歩講


12月28日 一日目 大阪~奈良 
■12月29日 二日目 奈良~榛原
■12月31日 四日目 御杖村敷津~伊勢



2010年12月30日、長谷寺前の旅館井谷屋を出発し、最寄りの駅である近鉄長谷寺駅まで歩き、前日の最終ポイント榛原駅まで電車で移動します。本日の行程は、榛原から三重県の県境にほど近い奈良県御杖村敷津までのおよそ32km。榛原からは急に山深くなり、国道369号を縫うようにして残る伊勢本街道の古道、旧道をつないでゆきます。この日の天候は曇りのち大雪。日本の原風景と散りばめられる雪が奏でる光景は心までもがまっさらになるような幻想的なものでした(この気候で風邪を引くものも続出・・・)


榛原駅からは途中で暖かいお茶の接待を受けながらおよそ10分歩いて墨坂神社へ移動。ここ墨坂神社で、出発する講(班)の順番がスタッフから発表されます。講の数は大阪から伊勢迄歩く170km踏破が6講、そしてここ榛原から伊勢を目指す100km踏破が1講の計7講。順番はスタッフがミーティングで昨夜決めたといい、ここ2日間のそれぞれの講全体の体力や協調性などで判断されます。当然、強靱な講ほど後発に。ちなみに私たちの3講は・・・


最後発・・・ 


スタッフの話によると、元気な私たちの講は迷わず最後発に仕分けたという・・・(苦笑)講と講の間は5分空けるというから、私たちは最先発講が出てから35分待たなければならない。キーンと冷え込む中、たき火で煙に巻かれながら暖をとって待機します。


(99).jpg
                榛原の墨坂神社

(100).jpg 
             墨坂神社から見た榛原の町 
        ここを出たら伊勢まで町らしい町はお預け(笑)



8時40分、ようやく出発。墨坂神社から内牧川に沿って少し歩き、国道369号に入ります。3kmほど国道を歩くと、右側の山道に入ります。これは古来からの伊勢本街道です。大阪から伊勢に至るこの街道は、熊野古道や四国参詣道に勝るとも劣らないれっきとした大巡礼道です。通る人もほとんどいなくなってからはたびたび大台風に見舞われたりし、山間部に至っては荒れるに荒れていました。しかし近年、この『伊勢迄歩講』の関係者や、この街道を深く愛し全区間に渡って整備、情報発信を積極的に行っている伊勢本街道保存会(山下会長)といった熱心な方々のお陰で伊勢本街道は徐々に息を吹き返してきました。


中垣内地区からは、藁葺き屋根の名残も見られる閑散とした集落をいくつか通り、諸木野、石割といった素朴な峠道を越えて昼食ポイントの専明寺へ向かいます。ここで1時間ほど昼食休憩。


(102).jpg
              高井地区にある千年杉

(104).jpg
         諸木野から石割峠へと通じる古道 ほの暗くてしっとり・・・
 

さて、専明寺を出た後、空色が徐々に怪しくなってきます。そして山粕峠の入口の前では一時真っ暗に・・・また雷雨かぁぁ・・と思っていたところ、ふわりふわりと大粒の雪が舞い降りてき、みるみるうちに空気中を埋め尽くさんばかりの牡丹雪に。視界が遮られてすぐ前を歩いている人ですら見づらい状態に。思わず嬉しくなる私たち・・・どす暗い山間部をパステルカラーの心でルンルン歩いていきます☆この後、難所鞍取峠を越える頃には一面真っ白に~


(112).jpg
          雪が降り始めた頃、山粕峠へとはいる
     真っ昼間なのに暗い。3日前に降った雪がちらほら残っている

(121).jpg
                  峠道でパシャリ


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            山粕峠を下ると山粕集落が見えてきます


(118).jpg
                 石割峠


(123).jpg
              幻想的な土屋原地区


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              土屋原川に架かる和合橋を渡る


(124).jpg
        集落の人が温かい心でおもてなし☆


この先、雪は降ったりやんだりをくり返します。私たちは山間の静まりかえった旧街道をひたすら東へ歩いてゆきます。時期は12月末、15時を越えた頃から徐々に薄暗くなっていきます。バックパック背負って歩いているとなかなか実感しないけど、寒い・・・この先の庄谷地区にある、旧小学校を改築した「みつえ体験交流館」では、冷えた体にありがたすぎる猪汁のお接待を受けました☆


(135).jpg
          暖かい提灯の光がこぼれるみつえ体験交流館


猪汁で体ほっこり、そして外は真っ暗・・・しかし、まだ残すところあと5kmあるのでもう一頑張りなのです~ヘッドランプを取り出し、目指すは本日のゴール地点、「道の駅御杖村」です。山間部の夜はほとんど外灯もなく、聞こえるのは寒風のもの悲しいささやきのみ。そこに私たちのワイワイガヤガヤトークがこだまする。これ、一人やったら相当厳しいで・・・


旧道の牛峠を越えた後、国道369号に合流し、敷津の集落へと入っていきます。集落からはおよそ2kmで道の駅にゴール!ここで夕食をとり、道の駅併設の温泉で汗を流します。この後、宿泊地である「三季館」へマイクロバスで移動します。三季館とは聞こえは旅館のようですが、廃校を改築した交流施設です。よく林間学校などで利用されるものであり、「三季館」の名前の通り冬は基本していないとのことですが、毎年「伊勢迄歩講」のために開けて下さるそうです。キーンと冷え込んだ空間が深い旅情を感じさせます。


明日31日は伊勢までの71km歩行で早朝4時半起床なので、Sちゃんとワインをたしなみ(笑)ぐっすり眠りにつきました~



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三重県紀北町在住。歩き旅人&旅イラストライター&ガイド

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