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2017-10

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9月5日・北アルプス2日目 - 2010.10.17 Sun

普段の就寝時間にあたる午前1時起床。

空を見ると大海原ならぬ大星原。私たちはテントを撤収してヘッドランプ頼りに予定通りに午前2時出発。



それにしても、標高2300メートルそれも真夜中というのに、異様に気温が高い。ちょうどこの時期、太平洋高気圧がどっぷり居座っている時期であった上に寒気もきていなかったことから全国的に気温が高い状態が続いていました。この暑さは標高3190メートルの奥穂高まで続きました。8月でもアルプスの真夜中ででここまで気温高いことはなかったぞ・・・あせる



さて、こんなに早く出発することになったのにはとある理由が。まずは本日の行程が長い上、私たちは紀伊半島の南部まで帰らなければならないということがメインですが、実はT氏の高所恐怖症も大きな理由なんです^^;



これから私たちが奥穂高に向けて歩くのはザイテングラートと呼ばれる急峻な岩稜です。ここ、かなり高度感があるちょっとした難所です。山はベテラン級だが過度の高所恐怖症であるT氏のため、あえて周囲の様子がわからない暗い時間を選びましたニコニコあせる



しかしこの後に月が登り、ザイテングラートのど真ん中でうっすら周辺の地形がわかったとき、一瞬T氏は固まっていました・・・ショック!



みちびとのたわ事?A diary of route journey?

                ザイテングラート道中


みちびとのたわ事?A diary of route journey?

                     途中でいっぷく?


みちびとのたわ事?A diary of route journey?

     ザイテングラート全景 黄線は登山ルート(前日、涸沢から撮影)



ザイテングラートを慎重に登ることおよそ2時間半、奥穂高の肩に位置する穂高山荘に到着。空もうっすらと色づいて来るころでした。ホッ、なんとかご来光には間に合いそうだ?



この小屋は時々テレビ中継も行っている人気の山荘です。奥穂高を目指す人が小屋からぞろぞろと出てきていました。ここから奥穂高までは鎖場をもう一頑張りです。




みちびとのたわ事?A diary of route journey?

         色づく空を見てほっと一息つくSちゃん(右)とT氏


みちびとのたわ事?A diary of route journey?

          未明の穂高山荘 山の朝は早いんです



奥穂高へ向け、小屋からさらに登り続けることおよそ50分で日本百名山、日本第3位の標高を誇る奥穂高岳(3190m)に到達!!まばゆいばかりのご来光が私たちを出迎えてくれました?キラキラ眼下には私たちが滞在した涸沢カールがあんなに小さい。本来ならかなり冷え込むはずの地上3190m、防寒着無しでも汗ばむほどの暑さだったので、ここで絶景に浸りながらどっぷり40分の大休止にひひ




みちびとのたわ事?A diary of route journey?

               奥穂高から眺めるご来光


みちびとのたわ事?A diary of route journey?

               上から見た涸沢カール全景


みちびとのたわ事?A diary of route journey?
             穂高神社が祀られている奥穂高山頂

みちびとのたわ事?A diary of route journey?

               乗鞍方面(南方)の景観


みちびとのたわ事?A diary of route journey?
              槍ヶ岳方面(北方)の景観

みちびとのたわ事?A diary of route journey?

                富士山もうっすら(中央)

みちびとのたわ事?A diary of route journey?

                    山頂にて

みちびとのたわ事?A diary of route journey?

   国内屈指の難所、ジャンダルム岸壁 超迫力!


みちびとのたわ事?A diary of route journey?

              すでに誰か立っておられます(^^)



さて、十二分に奥穂高岳を満喫した後は、岩稜ルート吊尾根と、一気に1000m近く高度を下げる重太郎新道を経て上高地までの下山の途につきます。この先は下る一方なのですが、実はこの先がホンバンなんです?

吊尾根とは、奥穂高岳と前穂高岳をつなぐ稜線のことをいい、上高地側から眺めると吊り橋に見えることからこう呼ばれます。



吊尾根に入り、はじめは歩きやすいルートとなっていますがそれもつかの間、鎖場や足場の悪い箇所の連続で
容易に気が抜けない箇所多発です。それでもしっかりと整備されているルートであり、相当な技術を要することもありません。ただしとこのルートにもいえることですが一歩一歩慎重に進む必要があります。さすが奥穂高を過ぎた後に出会う人はある程度の熟練者ばかりでした。




みちびとのたわ事?A diary of route journey?

        奥穂高から西穂高につながる尾根(吊尾根から撮影)

吊尾根とは反対方向に当たるこの尾根は超上級者向けの難ルートです 遭難多発!  


みちびとのたわ事?A diary of route journey?

                  吊尾根の向かう先

みちびとのたわ事?A diary of route journey?
          吊尾根を行く人(左端と右端上方に数人ずつ)


みちびとのたわ事?A diary of route journey?
           こんなところにカミーノ!?(笑)



吊り尾根を歩くこと約1時間半で、前穂高岳登頂ルートと重太郎新道との分岐点、紀美子平に着きます。名前の通り、このルートでも数少ない平地(笑) ここからは吸い込まれるかのようなはるか下方に見える岳沢に向け、険しいルートを降りていきます。右側には常に奥穂高を中心とした巨大な山肌が見えています。高度が下がれば下がるほど、その圧迫感は増していきます。



しかし、ホント改めて思うこと・・・・ルートを整備していただいている方々、本当に頭が下がる思いでいっぱいです。お陰で安全にありがたく歩かせていただいています。



みちびとのたわ事?A diary of route journey?

                紀美子平の道標

みちびとのたわ事?A diary of route journey?

                一気に下る重太郎新道

みちびとのたわ事?A diary of route journey?

                 とにかく岩、岩、岩!!


みちびとのたわ事?A diary of route journey?

重太郎新道全景 (2008・10/18 西穂高岳から撮影) 

         こんな場所を通っています

みちびとのたわ事?A diary of route journey?

     岳沢と小屋(中央やや右下より) 近いようでなかなか近づかない

紀美子平から約1時間で森林限界高度を割り、ちらほらと樹木が出てくる頃、半ば強引にかけられたはしごが連続します。こんな中を1時間半ほどゆくと目の前が開け、岳沢小屋が見えてきます。この小屋はこの8月上旬にオープンしたばかりの真新しい小屋です。ここで空腹に達していた私たちは持参のラーメンを作るために昼食準備にとりかかろうとしたその時・・・小屋の中にあるメニュー看板にある「ハ・ヤ・シ・ラ・イ・ス」の文字が目に・・・・



ここで瞬時にラーメンを作るという心が折れてしまった私たちは(笑)、真新しい小屋でのハヤシライスを食べることになったのでありました?  ボリュームたっぷりかなりGOODチョキ!!



岳沢小屋では大勢の韓国人ツアー団体に会いました。現在、韓国でも登山ブームがおきており、日本の北アルプスツアーが大変はやっているとのこと。また、ドイツなどのヨーロッパからの個人登山者にもちらほら出会いました。なかなかここも国際化が進んでいるようです☆



みちびとのたわ事?A diary of route journey?

                     岳沢小屋

さて・・・この岳沢小屋から先・・・行程的には2時間強なのですが、意外に長く感じるのです。「岳沢に着けば上高地に着いたも同然☆」という心理がそうさせるのでした。地図と所要時間見ればわかる話なのですが、ここから見る上高地がほんと、近く見えるのです。実際、上高地から岳沢小屋をみればかなりの高低差が歴然なのですが・・・。


夕方前、上高地に無事ゴール☆

予約したタクシーが迎えに来てくれていました。行きにもお世話になったこの運転手さん、地域のことを熟知している上、とってもユーモアたっぷりの最高の人でした。私たちの行程を聞くや否や「あんたらあれを1泊2日で行ったんか!?普通2泊3日だぞ?」とビックリ仰天にひひ  これまでにも4回の富士登山を経験して昨年ついにテントアルプスデビューをしたSちゃんも、さらなる自信につながったようです。そしてT氏は・・・「この人(私)につれてかれるところは大抵こんなんばかりや(笑)」と・・・にひひあせる



このあと、行きとは反対側の飛騨平湯温泉経由で東海北陸自動車道を南下し、温泉でさっぱりした後に帰路につきました☆



みちびとのたわ事?A diary of route journey?

       岳沢ルートなだれ跡  ここが一番の難所だったりしました


みちびとのたわ事?A diary of route journey?

               上高地界わいの綺麗な水


みちびとのたわ事?A diary of route journey?

                 下山口に到着


みちびとのたわ事?A diary of route journey?

               上高地に着きました?

みちびとのたわ事?A diary of route journey?

   上高地到着時、山がガスっていたので2006年10月にとったものを。

          こんな感じで本日歩いてきた場所が見えます


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1 ■こわっ

またまた、Sです☆
重太郎新道ってこんなとこだったのね?吊尾根って名前は、名前からして怖いかな?と思って少し覚悟していたけど、分岐点からは重太郎って名前にだまされた(笑) 重太郎が一番怖くて大変だったよ?。
1泊2日の行程で私には大変だったけど、無事生きて帰ってこれて、山の怖さも感じつつ、またさらに山に登りたくなったな? 連れていってくれてほんとありがとうでした!

2 ■sakeちゃん

>sakeさん

重太郎さんにはとことん、やられましたね?m(__)m
なかなか強面でシビアな方だったね? T氏も若干参ってたし?

旅の良さも悪さも知ってる私たちは、またこれからもじゃんじゃん珍体験をしようね?(^O^)☆


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三重県紀北町在住。歩き旅人&旅イラストライター&ガイド

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