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壮大な計画のお手伝いをさせていただきました - 2010.10.05 Tue

10月1日(金)は、友人が代表をするエコツアー事業くまの体験企画のガイドとして、熊野古道伊勢路最北部にあたる度会郡玉城町の巡礼道引観音から多気郡大台町の柳原観音までの約6kmを歩いてきました。この日のお客さまは兵庫県からの40名様で、心身の健康を維持しながら10年後も元気で過ごすことを目的にしている団体で、私ともう一人のベテランガイド、K氏がともに同行させていただきました。



9月30日に伊勢に入り、熊野古道伊勢路の起点、伊勢神宮内宮と外宮の間の街道と五十鈴川沿いをハイキングした後、その日は伊勢に宿泊。翌10月1日、巡礼道引観音へ移動し、K氏、私と待ち合わせ。バスから降りてきた団体は平均年齢が70代とは思えないほど若々しく、関西人独特のノリで合流早々こちらもさらにハイテンションに!! それに引率者の健康医療専門家I氏もとてもさわやかな方で、すぐに仲良くなれましたニコニコ



準備体操を終え、午前8時45分に巡礼道引観世音を出発。この巡礼道引観世音とは、伊勢神宮参拝を終えた後、はるか西国観音霊場1500キロメートルの旅へと出発した旅人が道中安全を祈願した観音石仏群であり、石仏庵には西国三十三観音霊場石仏が祀られています。かつてここにはお寺があり、石仏庵にはそこの御詠歌がのこされています。その御詠歌は・・・


「くまのぢを みちびきたまへ 観世音 清き不浄の ひとをえらばず」


老若男女関係なく受け入れてきた聖地熊野へのはるかな道のりを旅するいにしえの巡礼者の姿が浮かんできます。私の大好きな御詠歌です。かつてこの御詠歌を初めて詠んだとき、心打たれ、目頭が熱くなったことがありました。



みちびとのたわ事?A diary of route journey?

               巡礼道引観世音


巡礼道引観世音から先は県道13号から旧道に入り、重厚な木造家屋が並ぶ野原地区の旧街道に入ります。ここで玉城町から多気郡多気町へ入ります。この旧街道の西端には曹洞宗寺院、永昌寺があります。ここには、紀州藩主がお通りの際、旅の疲れのため土下座中に居眠りをし、手打ちにされた若き旅人を哀れんで祀られた居眠り地蔵が安置されています。この先の集落の小道を左に折れます。ここは熊野、西国巡礼道(いわゆる熊野古道伊勢路)と和歌山街道の分岐となっており、江戸期の立派な道標が立っています。




みちびとのたわ事?A diary of route journey?

分岐道標 「左さいこく道」とあるのが熊野古道伊勢路の方向(6月撮影)



この先、伊勢路は県道119号に出て成川集落を通り、旅人が伊勢神宮を発って初めて出逢う峠、女鬼峠(めきとうげ)への登りにさしかかります。峠と言っても標高は125メートル、ハイキング気分で登っているとあっという間に辿り着いてしまいます♪



みちびとのたわ事?A diary of route journey?

女鬼峠 標高は低いけれど、うっそうとした雰囲気は古道ムード満点!



女鬼峠を下ると風景はがらっと変わり、山間に広がる茶畑が視界に飛び込んできます。悠々と流れる宮川が見えたあと、多気郡大台町に入ります。この辺りは日本の原風景と言っても過言でない景色が残っており、その中に巡礼道を偲ぶ茶屋跡、そして寺子屋跡や養蚕所跡などの史跡が見られます。ぽかぽか陽気ののどかな景色を楽しみながら歩いているとあっという間に柳原観音にゴール。ここはかつての巡礼者も参りした場所であり、首から上の病気治癒に霊験あらたかとされているため現在も地域内外から多数の参拝者があります。



ここの境内裏側からはゆっくりと時を刻むように流れる宮川を一望できる場所があるので、そこで待ちに待ったお弁当タイムです。


みちびとのたわ事?A diary of route journey?

      大台町柳原地区ののどかな風景


みちびとのたわ事?A diary of route journey?

                柳原観音堂

みちびとのたわ事?A diary of route journey?

            観音堂からの宮川の眺め


昼食後は、この近くで100年以上続く老舗酒造、元坂酒造へ向かい、皆笑顔で地酒を購入していました。ここでは試飲も行っていますが、堂々と飲める人、帰着後運転をしなければならず、芳香だけで我慢している人など様々(笑) 30分のお酒ショッピングを楽しんだ後は10分ほどバスで移動し、多気町の五桂池ふるさと村にて特産品を購入し、ここで私たちは皆さんと解散してそれぞれ兵庫県、尾鷲市への帰路につきました。



この団体の引率者I氏は知人を経て数年前から知っている方であり、団体のコンセプトを前々から聞いてはいましたが、とても壮大な目的を持っており、今回のツアーはその第一弾ということでした。それは10年かけて伊勢から熊野本宮大社までを徒歩中心に旅をするというものですが、その為には心身共に健康でなければなりません。それを日々心がけ、第一弾と同じメンバーで10年後にゴールしようと心がけています。そんな壮大な計画のお手伝いをさせていただいたことにこちらもとても感謝しております。若手のI氏も立派な専門職をされながらもさわやかでとてもおもしろい方であり、関西へ出向いた際はまたお会いしようということにもなりましたニコニコ

本日は遠くから本当にありがとうございました。



くまの体験企画のHPはこちらをご覧ください(^^)

うえのってぃも載っていま?す




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三重県紀北町在住。歩き旅人&旅イラストライター&ガイド

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