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果無 - 2010.03.15 Mon

15日(日)は、恩師のTさんと一緒に熊野古道小辺路は果無越えをトレッキングしてきました。

熊野古道小辺路とは、弘法大師が開いた霊場高野山から南下し、熊野本宮大社を目指す熊野古道のひとつです。熊野3600峰と称される山岳地帯を縦断するこの古道は、高低差の大きい急峻な峠をいくつも超える約80kmの道のりで、大峰奥駈道に次ぐ難路となっています。その一番南に位置する峠が果無山脈を横断する標高1114m(最近1050mに変わっていた・・・)の果無越えです。この峠道には西国三十三ヶ所の石仏が祀られており、熊野参詣道だけでなく、地元の観音信仰者も多く行き交いました。

5時半にTさんと尾鷲を出発し、7時半に奈良県十津川村蕨尾に到着。「昴の湯」に車を置き、果無越え開始。旧道のトンネルを出た後、十津川の支流上湯川に架かる柳本吊り橋を渡り、尾根に取り付きます。(高所恐怖症のTさんは出発早々この吊り橋で大騒ぎでした(汗)そういえばこの吊り橋、2年前より若干左側へ傾いていたような・・・)

石畳きれいに残る急な山道を登り切ると、尾根上に開けた果無集落に出ます。この集落は紀伊半島屈指の美観であり、紀伊山地の霊場と参詣道が世界遺産に登録されて以降、その知名度は高くなってきました。

みちびとのたわ事?A diary of route journey?-P1040489.jpg

みちびとのたわ事?A diary of route journey?-P1040490.jpg


果無集落を抜けた後、果無越えに向けて本格的な登りが始まります。初めてここに登るTさんは「果無」という恐れ多い名称にかなり心配しているようでしたが、そこはこれで4回目になる私が「あと何分で・・・」をくり返しながらフォローしました。元々山のベテランであり、健脚なT氏のこと、2時間で難なく峠に着いてしまいました。その感想、「意外にあっけないなあ」・・・さすがTさん!(ちなみに普通は登りで3時間半ほど要します)

この日は快晴だったものの、黄砂が飛来していた関係で途中展望は全くききませんでしたが、自然林に覆われたこの峠は「果無」の名にふさわしく、物の怪の気配すら覚えるこの神聖さはいつ来ても飽きないです。

みちびとのたわ事?A diary of route journey?-P1040533.jpg
      ほの暗い果無峠道

みちびとのたわ事?A diary of route journey?-P1040542.jpg
                 果無峠

みちびとのたわ事?A diary of route journey?-image0004.jpg
道中、本来ならこんな光景に出会えるが、今日は交差で真っ白(真っ黄?)…


下りは若干台風などで道が荒れていましたが、約1時間程で本宮側のふもと八木尾まで下ってきました。このふもとで休憩中、大阪から里帰りのためにやってきたというご夫婦に新鮮なハッサクをたくさん頂きました。ご主人さんが四国巡礼もしているというこのご夫婦はごく爽やか!今日もいい人たちに出会ってしまいました!

みちびとのたわ事?A diary of route journey?-P1040596.jpg
沿道では西国三十三ヶ所観音像が見守ってくれています

みちびとのたわ事?A diary of route journey?-P1040570.jpg
七色地区の熊野川を見下ろす
(この川、和歌山内では熊野川で、奈良県では十津川に名が変わります)


この後、私たちは熊野本宮大社まで小辺路をなぞるため、国道168号を三里まで歩き、三軒茶屋で中辺路に合流して大社まで歩きました。


この温暖な快晴の元、小辺路の山中では人っ子一人出会わなかったけれど、本宮大社は予想通り人!人!人!!!古道トレッカーと本宮大社観光客の人数ってここまでも差があったんだな・・・(まあそんなものかいな)Tさんも「俺らが珍しいだけなんだよ」と笑っていたし(苦笑)


Tさん、本日はありがとうございました☆

みちびとのたわ事?A diary of route journey?-P1040601.jpg
小辺路国道重複区間
歩道もあるし川に沿っているためなかなか快適

みちびとのたわ事?A diary of route journey?-P1040629.jpg
中辺路に入り、高台から大斎原を遠望!
いにしえの旅人が涙したであろう光景

みちびとのたわ事?A diary of route journey?-P1040639.jpg
本宮大社向かい側に昨年夏オープンした和歌山県世界遺産センター

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