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裏本宮街道経由の玉置神社&熊野本宮巡礼 - 2017.05.23 Tue
¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆
紀伊半島の中央部を南北に貫く修験道、大峰奥駈道、奈良県の吉野山と和歌山県の熊野本宮大社をつなぐこの急峻な秘境古道の南部に、聖地玉置神社はあります。
かねてからこの神社に惹かれている友達、杏子ちゃんを連れて、今回はちょっと珍しいルートで1泊2日の歩き旅をしてきました。(今回は完全プライベートです~)

行程図
水色=5月20日 オレンジ色=5月21日
まず、今回スタート地点玉置口(たまいぐち)からの道は、私が仲間とかねてからルート調査をしている「裏本宮街道」の一部です。裏本宮街道とは、三重県熊野市の中心部、井戸町を起点に、瀬戸→一ノ水峠→赤倉→丹倉神社→大丹倉→かしのと道→育生町→大井峠→奥瀞→筏師の道経由で東野、瀞峡、そして玉置口→玉置川→玉置神社→奥駈道経由で熊野本宮大社とつないだとされる古道です。本宮を目指す道というほかに、玉置山を目指す道という性格が強かったとされます。関所跡もあり、相当古くから開かれていたものと思われますが、あまりにも人里離れた秘境区間が長く、現在「本宮道」と呼ばれている横垣、風伝峠経由のものに徐々に変わっていきました。
今回は、「玉置神社へ歩いてお参りし、熊野本宮大社に向かいたい」という杏子ちゃんと、「それなら、ぜひとも裏本宮街道経由で玉置神社に行き、その後は大好きな奥駈道を歩いて熊野本宮大社に向かいたい」という私の意見を足し、この行程になりました(変人女子w)
※荷物軽量のため、画像はすべてスマホカメラです。画質がちょっと悪いです・・・

北山川に面する玉置口地区 裏本宮街道のほか、筏師の道の中継点でもありました

瀞峡バイパスのトンネルを横切り・・・

時にはこんなとこを通り・・・

時には癒され・・・

川沿いの気持ち良い古道が続くと思いきや、崩落や新たにできていた林道によって道に迷いかけ・・・

集落跡を抜け・・・

景色が開け・・・
ようやく玉置神社に!!!
※神聖な玉置神社の写真はこちらでは控えさせていただきます。
翌21日は、玉置山を出発し、本宮辻、大森山、五大尊岳と奥駈道を経由して大斎原、熊野本宮大社へと15.6kmを行く予定でした・・・が、杏子ちゃんが五大尊岳を過ぎたあたりでダウン、この先も続く小刻みのアップダウン尾根に耐えられる自身がないとのことだったので、五大尊岳の先にある六道ノ辻(金剛タワ)からエスケープルートを使い、上切原集落ヘリた後、熊野川東岸を通る地道と国道168号経由で熊野本宮大社へ至るルートへと変更することになりました。
杏子ちゃん曰く、「奥駈道は自分の体力スキルをはるかに超えていた」とのこと、しかし、その時の限界を把握したうえで変更する判断をしたのは良いことだし、彼女なりに「次回はここから細切れでもいいので続きを」と意気込んでいました。
(実は実は、エスケープルートを利用した場合の方が総距離は長かったりしましたがw 杏子ちゃん、平坦道ではすっかり元気!)

20日の夜、とってもお世話になった玉置山駐車場土産屋(兼軽食屋兼案内所)のおっちゃん

早朝のシャクナゲ

本宮辻から先、大森山へ向かう奥駈道 登りが急になっていきます

大森山手前からの紀伊山地
こういう光景に出くわすたび、自分の「熊野好きレベル」がどんどん上がっていく!

奥駈道の尾根

五大尊岳

そしてエスケープ分岐の六道ノ辻(金剛タワ)

上切原集落へ下る道
奥駈道から色んな集落へ分岐している道は、各集落から玉置山、奥駈道へ
お参りする古道でした。 基本は山寄せタイプの良い道ですが・・・

所々路肩崩落で難儀することも

そして・・・・・え・・・?

とつぜんスコーンと抜けた場所に!
そうです、あの忘れもしない2011年9月の台風12号の際に崩落したポイントです
のり面工事がされていますが、きちんと道も保護してくれてあります

恐ろしい・・・

やがて熊野川と上切原が見えてきます
この後、延々4km、熊野川に沿う道を歩きます

下向橋を渡って国道168号に合流
この橋からは、大斎原の大きな黒鳥居が見えてきます

そして熊野本宮大社へ
杏子ちゃん、無事到達おめでとう!

この後は、私の大好きな古民家カレーや、「ちゃや」へ
14種のスパイスとジビエで作ったオリジナルカレー

「ちゃや」の畑で採れた野菜サラダ
※
ちゃや
三重県熊野市育生町大井にある古民家を改築したカレー屋さん
カレーのほか、自家製野菜、コーヒー、自家製ブルーベリーを使用したデザートも絶品!
オーナー羽津子さんご夫妻と猫のチャチャがお出迎え♡
歩く速度で進める旅は、いつも自分を新鮮な精神状態にしてくれるし、余計なものから離脱させてくれる、そして足がその地を一歩一歩記憶してくれるから、訪れた場所がすべて特別なものに思える、生きているうちはこれからも色んなところを歩いて、いろんな場所をもっと訪れたい♡
杏子ちゃん、今回もありがと―――\^O^/
Buen Camino^_-☆
紀伊半島の中央部を南北に貫く修験道、大峰奥駈道、奈良県の吉野山と和歌山県の熊野本宮大社をつなぐこの急峻な秘境古道の南部に、聖地玉置神社はあります。
かねてからこの神社に惹かれている友達、杏子ちゃんを連れて、今回はちょっと珍しいルートで1泊2日の歩き旅をしてきました。(今回は完全プライベートです~)

行程図
水色=5月20日 オレンジ色=5月21日
まず、今回スタート地点玉置口(たまいぐち)からの道は、私が仲間とかねてからルート調査をしている「裏本宮街道」の一部です。裏本宮街道とは、三重県熊野市の中心部、井戸町を起点に、瀬戸→一ノ水峠→赤倉→丹倉神社→大丹倉→かしのと道→育生町→大井峠→奥瀞→筏師の道経由で東野、瀞峡、そして玉置口→玉置川→玉置神社→奥駈道経由で熊野本宮大社とつないだとされる古道です。本宮を目指す道というほかに、玉置山を目指す道という性格が強かったとされます。関所跡もあり、相当古くから開かれていたものと思われますが、あまりにも人里離れた秘境区間が長く、現在「本宮道」と呼ばれている横垣、風伝峠経由のものに徐々に変わっていきました。
今回は、「玉置神社へ歩いてお参りし、熊野本宮大社に向かいたい」という杏子ちゃんと、「それなら、ぜひとも裏本宮街道経由で玉置神社に行き、その後は大好きな奥駈道を歩いて熊野本宮大社に向かいたい」という私の意見を足し、この行程になりました(変人女子w)
※荷物軽量のため、画像はすべてスマホカメラです。画質がちょっと悪いです・・・

北山川に面する玉置口地区 裏本宮街道のほか、筏師の道の中継点でもありました

瀞峡バイパスのトンネルを横切り・・・

時にはこんなとこを通り・・・

時には癒され・・・

川沿いの気持ち良い古道が続くと思いきや、崩落や新たにできていた林道によって道に迷いかけ・・・

集落跡を抜け・・・

景色が開け・・・
ようやく玉置神社に!!!
※神聖な玉置神社の写真はこちらでは控えさせていただきます。
翌21日は、玉置山を出発し、本宮辻、大森山、五大尊岳と奥駈道を経由して大斎原、熊野本宮大社へと15.6kmを行く予定でした・・・が、杏子ちゃんが五大尊岳を過ぎたあたりでダウン、この先も続く小刻みのアップダウン尾根に耐えられる自身がないとのことだったので、五大尊岳の先にある六道ノ辻(金剛タワ)からエスケープルートを使い、上切原集落ヘリた後、熊野川東岸を通る地道と国道168号経由で熊野本宮大社へ至るルートへと変更することになりました。
杏子ちゃん曰く、「奥駈道は自分の体力スキルをはるかに超えていた」とのこと、しかし、その時の限界を把握したうえで変更する判断をしたのは良いことだし、彼女なりに「次回はここから細切れでもいいので続きを」と意気込んでいました。
(実は実は、エスケープルートを利用した場合の方が総距離は長かったりしましたがw 杏子ちゃん、平坦道ではすっかり元気!)

20日の夜、とってもお世話になった玉置山駐車場土産屋(兼軽食屋兼案内所)のおっちゃん

早朝のシャクナゲ

本宮辻から先、大森山へ向かう奥駈道 登りが急になっていきます

大森山手前からの紀伊山地
こういう光景に出くわすたび、自分の「熊野好きレベル」がどんどん上がっていく!

奥駈道の尾根

五大尊岳

そしてエスケープ分岐の六道ノ辻(金剛タワ)

上切原集落へ下る道
奥駈道から色んな集落へ分岐している道は、各集落から玉置山、奥駈道へ
お参りする古道でした。 基本は山寄せタイプの良い道ですが・・・

所々路肩崩落で難儀することも

そして・・・・・え・・・?

とつぜんスコーンと抜けた場所に!
そうです、あの忘れもしない2011年9月の台風12号の際に崩落したポイントです
のり面工事がされていますが、きちんと道も保護してくれてあります

恐ろしい・・・

やがて熊野川と上切原が見えてきます
この後、延々4km、熊野川に沿う道を歩きます

下向橋を渡って国道168号に合流
この橋からは、大斎原の大きな黒鳥居が見えてきます

そして熊野本宮大社へ
杏子ちゃん、無事到達おめでとう!

この後は、私の大好きな古民家カレーや、「ちゃや」へ
14種のスパイスとジビエで作ったオリジナルカレー

「ちゃや」の畑で採れた野菜サラダ
※
ちゃや
三重県熊野市育生町大井にある古民家を改築したカレー屋さん
カレーのほか、自家製野菜、コーヒー、自家製ブルーベリーを使用したデザートも絶品!
オーナー羽津子さんご夫妻と猫のチャチャがお出迎え♡
歩く速度で進める旅は、いつも自分を新鮮な精神状態にしてくれるし、余計なものから離脱させてくれる、そして足がその地を一歩一歩記憶してくれるから、訪れた場所がすべて特別なものに思える、生きているうちはこれからも色んなところを歩いて、いろんな場所をもっと訪れたい♡
杏子ちゃん、今回もありがと―――\^O^/
Buen Camino^_-☆
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