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2014-05

2014.5.8 古座街道 - 2014.05.26 Mon

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆


5月8日、熊野古道大辺路刈り開隊の仲間のお誘いを受け、古座街道の法師峠道を歩いてきました。古座街道とは、紀伊半島南西部に位置する朝来(和歌山県上富田町)から本州最南端にほど近い熊野灘沿岸部の古座(和歌山県串本町古座)をむすぶおよそ80kmの街道で、紀伊半島南岸沿いの熊野古道大辺路、那智と田辺を結ぶ熊野古道中辺路の間に位置していることから、「熊野中道」と呼ばれてきました。紀伊山地の霊場と参詣道として名が広がっている大辺路、中辺路に対し、ほとんどが藪に埋もれていたことから、その存在はごく最近まで知られることがほとんどなかったこの道ですが、尾鷲古文書の会による中近世の西国巡礼者の記録をつづった『諸国旅人帳』にはこの古座街道の表記が多数みられ、「熊野古道」と呼ぶのにふさわしい道であることがうかがえます。


諸国旅人帳表紙


この古座街道、近年は沿道有志の並外れた行動力と探求心により、全行程が踏破可能となり、今回のウォークも古座街道踏破ウォークとして4月から7月にかけて全8回に分けて開催されています。この5月8日はちょうど真ん中の第4回目にあたり、すさみ町大附~すさみ町栗垣内間約9.5kmでした。


そしてこの古座街道、和歌山県在住のイラストレーター“わかちゃん”による全行程イラストマップも出ています^O^

http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=267426


古座街道踏破ウォークに関してはコチラ^^
http://kokoza.com/pickups/0.html


朝5時に熊野を出て、6時半ごろ、待ち合わせ場所である「神保館=大辺路刈り開隊メンバーの神保さん経営の老舗旅館」に到着、ここで神保さんと、大辺路刈り開隊隊長上野さん、前泊していた友人のうっちー(くまの体験企画代表)と合流、乗り合わせで本日のスタート地点、すさみ町の山間集落大附へ向かいました。ここでスタッフ6人(実は私も初歩きなのにスタッフ扱いでした^^;)、参加者22人が集まり、9.5km先の栗垣内を目指して出発!

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山中のオアシス、大附集落



わずか10世帯ほどの大附から、県道36号線を奥へ奥へと入っていくと、道は未舗装になり、やがて古道トレイルに。しっかりと踏まれてい立派な山道ではありますが、なんとこの部分も県道36号なのです!和歌山県の地図を見ていただくとわかると思いますが、和歌山県道36号は、法師峠周辺で舗装区間は分断されており、その間はかつての街道すなわち古座街道が元のままで残っている状態です。このような区間は日本各地で見られますが、だいたいはトンネルで開通しています。貴重な光景の一つと言えるでしょう。

しっかりと整備されている古道はしばらく谷沿いに進み、徐々に高度を上げ、峠の手前で一気にツヅラ折れとなって法師峠へと至ります。典型的な、昔の道にみられるルート配置です。


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出発!

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やがて未舗装道へ。これでも県道として登録されています。

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無名滝 皆が惹かれていました。

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金毘羅さん

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峠直下


古い石堂に祀られたお地蔵さん、それに堂々と枝を張る複数の巨木のある法師峠は風通しも良く、いつまでも居たくなるような落ち着いた場所でした。ちょうど朝来からすさみの中間地点に当たるこの峠、起点から何日もかけて歩いてきたらきっと感慨深い思いに更けられることに違いありません!

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法師峠


法師峠を辞した後、等高線に沿うようにして緩やかに拓かれた歩きやすい古道がしばらく続きます。所々には明治期の見事な石積みも見られ、そのたびに参加者からは歓声が上がります!

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これぞ県道(笑)


谷を下りきると古道は林道に、そして栗垣内集落が見えたころは立派な舗装路へと姿を変えていきます。素朴な栗垣内集落を抜けた後、県道38号線に合流し、第4回古座街道踏破ウォークはゴールを迎えます。

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次回は6月9、10日の予定です。私は残念ながらいけませんが、ぜひぜひ皆様参加してみてくださいね^O^

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おまけ☆古座一枚岩


Buen Camino^_-☆
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熊野のゆる~い一日 - 2014.05.09 Fri

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆


5月6日、熊野へやってきた幼馴染ノリィと一緒に楯ヶ崎半島を歩いてきました。ここは2009年~2010年にかけ、海と山とのつながりに関する調査及びツアー企画のお仕事をいただいていた時毎週のように歩いていたことがあり、今回はかれこれ4年ぶりに訪れることになります。
※デジカメメディアを入れ忘れたため、画質の悪いケータイ画像となっておりますm(_ _)m



国道311号にある駐車場ちかくにある遊歩道入口からトレイルに入り、しばらくは急な石段を下っていきます。下りきるとトレイルは平たんになり、多種多様な常緑樹の森の中を歩いていきます。熊野灘沿岸部で黒潮が運んでくる温暖な風や多雨の影響を受けているこの森の栄養状態は大変豊富で、所々には堂々たる巨木も見られます。


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しばらくして明るみに出たところには、思い思いに触手を伸ばすかのごとく楠の大木たちに囲まれた阿古師神社が見えてきます。この神社は太古の昔、神武天皇が東征の際、大嵐による難破で当地に上陸した際、命を落としてしまった二人の兄のなかの一人、三毛入野命が祀られていると伝えられています。また、もう一人の兄、稲飯命は二木島湾をはさんで対岸に位置している室古神社に祭られています。

この神社の目の前の海の色がまた美しく、まるで沖縄のケラマ諸島で見るかのようなターコイズブルーをしています。紀伊半島熊野にもこんな光景があるんですよ~☆ 黒潮の影響を受けるこの辺りの海域はサンゴが生息する北限にあたり、ソフトコーラルや熱帯魚が行きかう姿も見られます。


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阿古師神社を後にし、楯ヶ崎半島の西側をぐるりとなぞるように敷かれている平坦なトレイルを25分ほど歩くと、半島の南端に位置する柱状節理の広場「千畳敷」に出ます。ここが紀伊半島東部沿岸各地に残されている神武天皇上陸地のひとつとされている場所です。常緑樹林のまばゆい緑に目が慣れ始めたころ、今度は空&海の青ワールドに入れ替わり!
「ほんと、外海って広いなぁ!!大きいなぁ!!」とそんなシンプルなこと一つ一つに大きく感動をしてしまえる場所です。そしてこの千畳敷を東へと歩きつめていくと、高さ67mの楯ヶ崎が現れます。


この楯ヶ崎を真ん前に眺められる千畳敷東側のポイント、1時間いても2時間いても飽きませんよ~!


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千畳敷からは来た道を戻り、駐車場へ。この後は311号線を熊野方面へ走らせ、毎度おなじみSちゃんのお店「メイドイン熊野の量り売り 木花堂」へ寄った後はこれまたおなじみのレストラン「熱血ナポリ大食堂 と、cous cous」=以降「クスクス」へ!イタリア、ギリシャはじめ地中海沿岸部一帯の料理を、気候の似た熊野の地、熊野の食材で提供しているとてもアットホームで温かい場所、とても好きなレストランで1ヶ月に1回は通っています~
さすがクスクス、ランチ時間ということもあって店内は満席、するとオーナーは中庭にある木陰の席をご案内していただきました。すぐ横にはかわいいタイルがちりばめられたオーナー自慢の手作りピザ釜。何度も通っているクスクスだけれど、中庭の席は初めて!初夏の陽気と気持ちの良い風の中、鳥の煮込み、ネギのアラビアータ、ドルチェと、ちょっとリッチなランチタイムを満喫しました☆


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なんとここで、年末伊勢南街道踏破の旅で、私、ノリィほか大勢の友達と真冬の吉野→伊勢神宮110kmをともに歩いたMちゃんがお友達ときており、ばったり会いました!
Mちゃんはこの後、これまた踏破旅メンバーであるSちゃんの木花堂に行くとのこと。熊野ってよくこんなつながりが起こるんですよね^O^

クスクスの後は新宮の神倉神社へ行き、その後ノリィは最終のJR特急ワイドビュー南紀で津まで帰っていきました。

ノリィ、ありがとうね~



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Buen Camino^_-☆

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