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2014-04

紀伊半島最深部のトレイルを行く - 2014.04.24 Thu

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆


タイトル・・・な~んて大げさなこと書きましたが、このあたりのトレイル好きには定番の大峰山脈は弥山&八経ヶ岳のことです^O^


今日は熊野から津へ帰省する際、久々にここを歩いてみたいと思い立ち、国道169号経由で行きました。本来はトレランスタイルで、行者還トンネル西口起点に弥山&八経と、反対側の行者還岳をも往復と考えていたのですが、朝の出発が遅かったのと、トレイル上に想像以上に残雪があり、思うように走れなかったので結局は普通のトレッキングとなりました。今年はとくに2月に雪が多かったでしたからね~^^;



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行者還トンネル西口駐車場 
この国道309号がなかったころ、当然だけれども大峰山域は選ばれしもののみが足を踏み入れることが許される山域でした。この紀伊半島横断国道(もとは林道)が開通して、老若男女誰もがトレッキングできるようになりました。


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ちなみに、現在は駐車場が有料となっております~


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登り口


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数分間はこのような道を歩き・・・


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ハンドメイド風のかわいらしい橋を渡った後は本格的な登りが始まります


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行者還トンネル西口から大峰山脈主稜線(以下、大峰奥駈道)へのこの尾根はシャクナゲが群生しています。
現在はまだつぼみでした。今年は花が多そう^^


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奥駈道出合 ここで大峰奥駈道に合流します 登山口からの標高差およそ500m


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弥山まではこんな感じのトレイルを行きます


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弁天の森ピーク(1640m)を過ぎると、正面に弥山・八経の図体がドドーンと現れます!


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このあたりから残雪が
アイゼンを使うほどでもなかったけど、けっこうこの先歩きにくいです^^;


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行場 聖宝ノ宿跡
ここから弥山に向けて勾配が増していきます
木段が多いですが、その木段を覆い隠すように残雪があったので、さらに登りにくかった~!!


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行者還、大普賢岳など、大峰奥駈道北部方面を一望


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振り返れば歩いてきた尾根も全貌できます~


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まだ営業していない弥山小屋
大峰山脈主稜線上では唯一の有人(4月下旬~11月下旬)山小屋です(宿坊除く)


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下のほうが雪に埋まり、随分と低く感じる弥山神社鳥居


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弥山神社


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国見八方睨みから熊野3600峰
熊野3600峰とは、熊野地方の山深さを例えた昔からの表現ですが、これほどまでにも否定しようのない表現がよくあったものだと実感・・・


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八経ヶ岳へ およそ30分の縦走


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近畿地方最高峰 八経ヶ岳1915m
この日、山頂では群馬県からのハイカーと出会いました。彼はこの早朝、大台ケ原山を歩いた後、こちらに来たとのこと。この後は四国に向かい、剣山と石鎚山を登るとのこと。見事な「西日本に位置する日本百名山数珠つなぎツアー」!


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八経ヶ岳から釈迦が岳に至る大峰奥駈道を見る
何のエスケープもない、居ても立っても前を向いても振り返っても良くても嫌でも「道」が目に入ってくる、たまらないルートです^^


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嬉しそうに春を待ちわびる大峰の山肌



そして帰路は、同じ道を戻るのですが、私はより長く尾根歩きを楽しむため、今回登ってきた尾根の出合からさらに行者還岳方面へ30分ほど尾根を歩いた先の一ノタワをめざし、そこから登山口へ降りようとしました。この間の30分の尾根歩きがまた素晴らしいんです~


そこで、一ノタワに立つボロ小屋を過ぎて、そこから下山をしようとしたところ・・・・



道がない!!!



この下山ルートは過去に2度歩いたことがあるのですが、足場が歩くけっこう荒れていたため、私が前回に歩いた5年前から今までの間に閉鎖(もしくは自然荒廃)された可能性があります。今回は地形の詳細が書かれている1:25000の地図を持っていなかったため、ここからの下山は断念し、今朝登ってきた出合までまた30分戻りました~ お陰様でさらに余分に30分も尾根歩きができたぜ^皿^;



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一ノタワまでの大峰奥駈道


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一ノタワ避難小屋(5年前の時点で相当ボロだったので、まだ残っていたことにびっくり)



そして行者還トンネル西口登山道からは国道309号、169号、166号を使い、津に帰省しました~



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国道309号線

え、酷道!?失礼なこと言うんでない!!これでも大阪と熊野をつなぐれっきとした大動脈でい!!(笑)



(26).jpg
そして国道169号
言わずと知れた紀伊半島縦断道で、それはもう一昔前は「冒険」の域だったらしいけれど、現在ではほぼすべての区間が2車線で、こんな立派なループ橋までが施されています!



Buen Camino^_-☆
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mont-bell - 2014.04.09 Wed

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆


長年愛用していたレインダンサーとトレッキングシューズが一気に寿命を迎えたため(使用頻度が高い分、私のそれは通常よりははるかに短い^^;)、名古屋市内のモンベルショップで一気に買い替えをしました。普段身につけている装備の一新により、真新しい気持ちで旅、アウトドアライフに臨める気持ちです^O^



ここで、なんと普段からFBでお世話になっているH店長と再会!!以前このショップで働いていた方で、現在世界を旅しているとても刺激的なご夫婦のことも紹介していただいたりと、良い時間でした。



現在私ひとりで運営している「ちきゅうの道プロジェクト」、時々やはり心細いこともあるので、もし一緒に運営してくれるパートナーがいたら心強いだろうなぁ~



いつもお世話になっているモンベルさん
https://www.montbell.jp/



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また、奥熊野ガイドコミュニティkumateng=クマテングは、モンベルフレンドショップに登録しています。



Buen Camino^_-☆

姫越山&芦浜トレッキング - 2014.04.08 Tue

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆



4月7日、幼なじみの友達と大紀町錦の姫越山周遊トレッキングに行ってきました。錦→尾根を経て姫越山へ直登→芦浜池分岐→芦浜→海岸部に沿うトレイル→魚見小屋跡のある尾根→錦という大満足周遊コースです!

503メートルという高さがありながら、波の音や沖行く船の汽笛が聞こえるほどの海との密接間、どこまでも続くウバメガシのトンネル・・・どっぷりと自然と解放感に浸かりたい方には真っ先にお勧めしたいコースです。コースの途中に芦浜という海岸があるのも嬉しいですね。ここでの昼寝はサイコー^^



ashihama.png
コース間略図
商業用でないのをイイ事に、おおざっぱでございます^^





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津波避難コースにもなっている登山口
かつて、何度も東南海地震による津波の被害を受けた錦地区にとっては大切な避難路の一つ


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少し登ると、ウバメガシ林越しに錦地区を一望できます


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気持ちのいい尾根とウバメガシのトンネルが続きます。ただし、はじめはしばらく急勾配の連続ですよ~


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見渡す限りウバメガシ~!!!!



【ウバメガシのお話】
ウバメガシと言えば、誰もが一度は耳にしたことがあるであろう「紀州備長炭」の原料となる木です。温暖で多雨な地帯に生息するこの木は木目の密度が高く、豊富な脂分をも含んでおり、非常に質の高い炭を生成できます。熊野灘沿岸部では、昭和中期ごろまでは山中で備長炭を焼くことによって生計を立てていた若者も少なくなく、この辺りの山中ではウバメガシ林の中に多くの炭焼き釜跡が見られます。また、複数の下部に分かれている樹齢の比較的若いウバメガシが多いのも、このためです。ほんのつい最近までは、その地にある環境を利用してその地の経済をまかなっていくサイクルが身近にも存在していました。安価な外国産の炭が入ってくるようになり、熊野灘沿岸部に無数にあった炭焼き場は現在では激減し、三重県内ではほんの数件を数える程度となってしまっています。


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尾根中の展望台で一休み~


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そこからの眺め


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ズームアーーーーーップ!!!
ここ、なんと尾鷲の三田火力発電所の煙突が見えるんだぜぇ~~(>▽<)/


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沿道の花たち
シキミ、そして・・・


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アセビ(馬も酔うほどの毒草、馬酔木と書きます)


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姫越山の名前の由来ともなっている、この地で行き倒れてしまったお姫様と、お連れしていたご老人を祀った姫塚、爺ヶ塚が道中で見られます(写真は爺ヶ塚)


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姫越山503m!
名のある低山ではお約束の(笑)登頂者オリジナルプレートに彩られています~
こうしてみると、レリーフになっていたりと凝ったプレートも多いんですよね^^


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空と海に圧倒される眺めが姫越山での楽しみ☆


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眼下には芦浜池


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うららかな春のの~んびり山頂タイム
1時間もいてまったよ~^▽^;


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来た方向に10分ほど戻り、芦浜への分岐へ


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今度は急な下り スリップ注意ですよ~ん


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こちらもルンルン尾根道



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そして、1時間半後、芦浜の海岸へ


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たった数時間の間に大海原と樹林が。
三重県民でよかった~と思うひと時^^


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国内外、いろんな海岸を見ている私だけど、やはり故郷三重の海はなんだか違う。
同じく三重県出身で、あちこち行っている幼なじみにこのことを言ってみると「思い出もあるし幼少期から見ているって
ことも大きいだろおうけど、やっぱ三重県独特のこの“ゆるさ”じゃない~!?」と。むっちゃ納得~☆


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芦浜からは2時間かけ、海沿いに残るトレイルを歩きます。この山寄せのトレイル、かつて志摩から熊野へと至った「熊野脇道」の一部なんですよ。こんなとこにもあるんです、熊野古道!


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その昔、ブリが網にかかるのを見張りっていたといわれる魚見台からの熊野灘。熊野灘沿岸各所にあったこのような魚見台は電話線やレーダーの開発により、その役目を終えました。


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これぞ紀伊半島!と思える光景


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錦に戻ってきました~


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錦漁港



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オマケ☆



Buen Camino^_-☆

馬越・de・エスパニョール y エスパニョーラ - 2014.04.06 Sun

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆



最近は日常記をフェイスブックで済ますことが多く、こちらがお留守になっていましたm(_ _)m時


さて、4月5日は、名古屋⇔熊野を走る熊野古道シャトルバス(以下、シャトルバス)で道の駅海山に降りたお客様を対象にした、熊野古道馬越峠ガイドサービス担当の日でした。シャトルバスから降りてきたお客様にお声をかけ、ガイドを希望する方のみをご案内するというものなのですが・・・この日の乗客はあいにくのゼロ。




毎週土曜日に開催されているこのキャンペーン、こんなことも時々はあるとのこと。そういった場合は、道の駅海山を訪れ、これから馬越峠に行く人でガイドを要している人かどうかをお声かけさせていただくことになっています。しかし、この日の人は多かったものの、みなガイド付き団体ツアーのお客様か、ドライブがてら寄った人ばかりでいっこうに個人ハイカーは来ません。



すると、道の駅スタッフが私に声をかけ(ガイドいたします のタグをつけているのですぐにガイドとわかる)、「外国人のお客様をお連れのグループからご質問なんですけど、尾鷲までゆっくり歩いて3時間で行かれますか?」と一言。



「はい、ゆっくり歩いても3時間あれば十分ですが、もし、途中で天狗倉山によられるのならあと1時間必要です・・・そのお客様、ご案内させていただきましょうか?」と私。



「もしよろしければお声かけてもらえますか?」と非常に丁寧な女性スタッフ。



そこで声をかけさせていただいた外国人4人(夫婦2組)と日本人女性1人の5人グループ、なんとなんと、バルセロナ出身のスペイン人と、バルセロナ北方の街に在住の日本人女性だったんです~!彼らも快く、「ぜひぜひお願いいたします!」とのお返事。



スペインは最も好きな国の一つで、渡航回数、滞在期間も私の中ではかなりの上位!しかし、まだまだ数字やあいさつ、よく使われる表現や数知れた単語しか知らないほどの状態^^;



スペイン語の通訳は、その日本人女性Kさんがしてくれるのですが、私もなんとか今まで覚えたスペイン語の単語を駆使して、わかる単語は積極的に伝えます。「モンテ、リオ、シウダー、カミーノ・・・」単語を使うたびに笑顔で反応してくれる時は本当にうれしいのですが、ああ、せめて英語なみに会話できたらなぁ~



熊野古道の話を中心に、時々カミーノ・デ・サンティアゴ(欧州各地からスペイン西端の聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへ至る巡礼路の総称)のネタを織り交ぜると、さすがカミーノのすぐ近くで生まれ育った彼らは、「これはまさに日本のカミーノだ!」ととても納得して喜んでおられました^^馬越峠に到着後は天狗倉山、尾鷲方面へ行く彼らを見送り、私は道の駅海山へと戻ります。



バルセロナ北方に在住で、現地で学校を運営しているという日本人女性Kさん、なんと出身地は私と同じく三重県津市。すごくさばさばしていてさわやかで素敵な女性でした。私が5月末から出発するユーラシア大陸横断の旅では、最後の方でバルセロナ近くも通る予定、「ぜひ旅の途中で寄ってね。今回ガイドしてくれたお礼に私の街を案内するわ」と連絡先を教えていただきました。



シダひとつ、ヒノキ一本に感動してあげられる情熱の国からやってきた彼らの歓声は、カミーノ・デ・クマーノに大きくこだましていました。


NCM_0740.jpg
記念の一枚☆
(掲載許可いただきました~!)




Buen Camino^_-☆

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三重県紀北町在住。歩き旅人&旅イラストライター&ガイド

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