topimage

2017-11

スポンサーサイト - --.--.-- --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

MOC 女性のための熊野古道伊勢路&奥熊野トレッキング 2days - 2017.05.16 Tue

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆

5月13日、14日両日は、モンベル・アウトドアチャレンジ(MOC) 女性のための熊野古道伊勢路&奥熊野トレッキング 2daysのガイドをしてきました。

5月13日
12:00三重県熊野市JR大泊駅 → 熊野古道松本峠 → 熊野市街地 → 獅子岩 → 16:00花の窟神社 → タクシーにて奥熊野天空の秘境、赤倉にある「山里民泊あかくら」

5月14日
8:30山里民泊あかくらを運営する赤倉水産のアマゴ養殖場見学 → 裏本宮街道を経て丹倉神社 → 表丹倉 → 大丹倉 → かしのと道を経て熊野市育生集落&古民家カフェ「ちゃや」 → タクシーにて丸山千枚田経由JR熊野市駅17:00解散

以上の行程でした。

この日のお客様は東海、関西エリアからの6名様。集合時はまだ土砂降りの雨が残っていたものの、お昼以降は雨も止むとの予報を信じ、1時間は無人駅の大泊駅で自己紹介&ランチタイム、予報は的中、13時前には雨も小康状態になってきました~

普段の行いの良い皆様~ありがとうございます~ by雨女ガイドw

P1280638.jpg
雨に当たることはなかったけれど、ぬれた石畳で滑らぬよう神経集中させながら・・・

P1280642.jpg
松本峠手前の撮影おすすめポイント
こういうお天気は神々しさが増します

P1280653.jpg
展望台に着いた時は真っ白でしたが、30分の休憩中でなんとか霧が去って行ってくれました

P1280659.jpg
築125年の古民家、紀南ツアーデザインセンターで休憩

P1280661.jpg
獅子岩withシラサギ なかなかこの位置に止まっているのは見られないです!

花の窟神社で参拝後、待機していてくれたタクシー2台に分乗し、35分かけて熊野の山中にある秘境赤倉へ。さっきまで大海原の怒涛を間近に歩いていたのに、たった35分でこれほどまでに深い山奥の集落になる環境の違いに参加者大驚き!

これがクマノなんですよね~♡


P1070950.jpg
これが山里民泊あかくら
あまご養殖の有限会社赤倉水産が運営しており、1泊1組限定です~

P1280680.jpg
山里民泊あかくらの目玉、あまご塩焼き

P1280687.jpg
あまごとジビエと手作り野菜をふんだんに使用した山のご馳走
(ジビエは猪鍋など オーナーの中平さんが猟で捕獲したものです)

今回のメンバーは酒飲み率高し(ガイド含め? w)、色々なお話で盛り上がりましたが、翌日も行程があるため、23時ごろにはみなさん、おとなしく就寝。


P1280693.jpg
5月14日朝食 
あまごみりん干し、あまご甘露煮、たくあん、梅干し、きゅうり醤油漬け・・・
ほぼ100%自家製食材です。 
主食は奥熊野一帯の郷土料理、茶がゆです。
お茶も周辺に生えている野生茶が使われています。


P1280696.jpg
民泊からの眺め

P1280697.jpg
山里民泊あかくら前にて、オーナーの中平さんとともに

P1280704.jpg
赤倉水産の裏手から、裏本宮街道の古道が続いています。
この街道はその昔、熊野の中心部から赤倉、玉置山を経て熊野本宮大社に詣でていた道とされますが、
あまりにも山深いため、のちに尾呂志や紀和の方を通るようになったとか
(これが現在世界遺産登録されている方の本宮道)

P1280710.jpg
赤倉の庚申さんを過ぎた後は丹倉林道に合流、この林道もほぼ裏本宮街道に沿っています

P1280708.jpg
巨岩をご神体とする 丹倉神社

P1280712.jpg
丹倉林道終点から片道25分のトレイル歩きでたどり着く表丹倉
まるで鳥瞰図のように育生の里、そして玉置山はじめ大峰山系を一望できます!

P1280715.jpg
表丹倉にて集合撮影

P1280725.jpg
そして、表丹倉からおよそ40分かけて大丹倉へと歩き、待ちに待ったお弁当タイム
今回も、熊野市の「かね久」さんの熊野古道弁当を注文しました

P1280722.jpg
お弁当風景

P1280740.jpg
大丹倉山頂

P1280741.jpg
集合撮影 on the 大丹倉

P1280752.jpg
大丹倉でまったりした後は、かしのと道を経て育生町へ。
かしのと道とは、大丹倉から育生町へと続くさきほどの裏本宮街道の一部です。
割と道幅も広く、道のわきの立派な石積みも残っています。
まだ車道がないころは、赤倉や丹倉の子供たちは通学路としても使っていました。

P1280761.jpg
およそ50分のかしのと道トレッキング後、育生町へ。

P1280768.jpg
お昼前に歩いた表丹倉を育生町から眺める。
見ていた景色の中を歩くのって、何だかうれしいし不思議な気分になるんですよね~


P1280772.jpg
田植えの始まったのどかな育生町を歩くことおよそ20分、
とってもおすすめの古民家カフェ「ちゃや」に着きます~

P1280773.jpg
ちゃやでコーヒーと自家製ブルーベリーアイスクリームを頂きます~!
ちなみに、ちゃやのメインは何と言ってもジビエカレーです!
(今回はお弁当の後でしたので)


18492618_1406763152713521_1107953512_n.jpg
16時、タクシー乗車後、丸山千枚田経由でJR熊野市駅へ向かい、17時、無事解散。
日曜日のこの日には、水を張った千枚田を収めようと県内外からたくさんの観光客が訪れていました。


修学旅行にも通じるようなノリを大人になっても楽しめる女性限定ツアー、今回もみなさま大喜びでした~


Buen Camino^_-☆












スポンサーサイト

~メグナミ街道の旅 5月5日~5月7日編 ~  - 2017.05.13 Sat

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆

5月5日は、昨日の終着点、道湯川~熊野本宮大社の18kmの行程。昨夜降った雨により、程よい湿気を含んだ新鮮な緑色の渓谷の中、いきなり岩坂峠への急坂が始まります~ 今日目指すのは、もちろん熊野本宮大社ですが、その後にある那智勝浦のお気に入りの喫茶店でのパフェでもありました~♡(あは、まだまだ女子だ~私ら~)


P1280225.jpg
岩坂峠まで頑張って登る・・・

P1280229.jpg
たまには癒されながら・・・

P1280234.jpg
やった~!!!

P1280237.jpg
そしてまだまだ道は続く・・・

P1280248.jpg
蛇形地蔵

P1280251.jpg
かわいい橋

P1280260.jpg
そして次の難所、三越峠(みこしとうげ)
林道交差点になっており、近年トイレと東屋も設けられました


P1280263.jpg
三越峠からはツヅラ折れを下ります

P1280269.jpg
下りが落ち着くと、なだらかなトレイルに・・・しかし・・・

P1280274.jpg
突如こんな感じで視界が広がり、遊歩道のように整備された道に
これ、実は2011年9月の台風12号紀伊半島豪雨の際、一斉に崩壊を起こした場所です。
この上の写真のような場所が一瞬にして・・・明治十津川豪雨以来といわれたあの台風の
恐怖がよみがえってきました。


P1280280.jpg
熊野本宮大社聖域の入口である発心門王子へ

P1280292.jpg
伏拝王子
巡礼者が初めて熊野本宮大社(旧社地)を目にして伏して拝んだ場所ということから

P1230292.jpg
伏拝王子休憩所にて、お約束の赤シソジュース♡
温泉コーヒーもありますよ~ 

P1280301.jpg
伏拝王子から1km先にある三軒茶屋跡は高野山からくる熊野古道小辺路との
合流点になっており、古い道標も置かれています

P1280312.jpg
熊野本宮大社Goal!!!!!


熊野本宮大社で無事到達のお礼をした後、バスで近露にあるマイカーを取りに行った後、熊野川沿いドライブを経て宿泊地のある那智勝浦へ(現代文明は便利なり~~)

P1280315.jpg
道中車を停め、国道168号線沿いにある白見の滝に。

P1280330.jpg
国道から眺める熊野川ブルー


そして那智勝浦に到着後、お目当てのパフェを☆
前回10月のツアーの時もそうだったけど、行程のどこかで現地の美味しいパフェを食らうというのが私たちの習慣みたいなものになっています~≧v≦

18387129_1401790053210831_1693175914_n.jpg
那智勝浦築地商店街の一角にある喫茶店「東洋亭」にて
ほんのり昭和ムードのこのお店、パフェだけでなくケーキもコーヒーも絶品です☆


そしてパフェの後は、ちょっとリッチな宿泊地、「ホテル中の島」へ。
那智勝浦の港から専用船で約10分かけて渡ります。

P1280363.jpg
船を待つナミちゃん

P1280365.jpg

P1280339.jpg

P1280344.jpg
しめに出てきたモズク粥

P1280353.jpg


5月6日
いよいよメグナミ街道ツアーも明日でおしまい、この日はちょっと気分を変えて熊野古道伊勢路へ。三重県紀北町と尾鷲市の間にある馬越峠道と、尾鷲市の物産施設「おわせお魚いちば おとと」を堪能し、最終宿泊地のある三重県熊野市へ(ちょっと戻る形です~)

実はメグナミ街道の旅のフィナーレを飾るのは、私がかねてから大好きな地中海料理店「熱血ナポリ大食堂 と、クスクス」。昨年10月にもナミちゃんが来た際、ここを紹介したところ、彼女が大絶賛!!!!ナミちゃんはシェフ夫妻とも仲良くなり、今回もぜひぜひ!!ということになったので、クスクスの近くのビジネスホテルを取り、”最後の晩餐”はここで、ということになりました~
多分、次回のメグナミ街道ツアーもこうなります^^


P1280373.jpg
熊野古道伊勢路 馬越峠の石畳

P1280393.jpg
途中、林道交差点で見える雄大な大台山系
このツアーの初めに歩いた総門山ともつながっているんだよとナミちゃんに伝えると、
その紀伊半島圧倒スケール感にナミちゃんも大驚き!


そしてクスクスに


P1280399.jpg

P1280397.jpg

P1280403.jpg

P1280418.jpg

P1280423.jpg


普段から大人気のと、クスクス、GW最終日のこの日は言うまでもなく大賑わい~
シェフ夫妻がお忙しい中、4時間も飲んで食べて美味しく楽しい時間を過ごさせていただきました~
また来ます~☆


そして最終日7日、ナミちゃんは早朝に熊野を出て、昼の便で中部国際空港からソウルへと帰っていきました~
また彼女は11月ごろに来てくれるとのことです。



今回は国際舞台最前線で活躍する&運動大好きハーフマラソンランナーであるナミちゃんのために、ハードか
つリッチな行程を組ませていただきました^^ 熊野は本当にすごい場所、着の身着のまま&テント持参で、限りなく自然環境に密接な状態でのバックパッキング旅行も可能(キャンプ場、ゲストハウス、それなりにあります)、働く女子が程よく動き、程よく癒されるリッチな旅も可能、全く別次元なのに、どちらもしっかりと「クマノ」を感じ取ることができる、まさに万人を受け入れてくれる場所~



疲れた時、癒されたい時、元気になりたい時、そしてちょっとリセットしたい時、ぜひぜひ熊野に来てください^^



Buen Camino^_-☆

~メグナミ街道の旅 5月3日、5月4日編 ~ - 2017.05.12 Fri

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆

5月3日朝、熊野市遊木町の民宿ハマケンを出た後、和歌山県新宮市の熊野速玉大社にお参りをし、熊野古道中辺路歩き旅の出発点、滝尻へ。途中、休憩&車のデポに寄った国道311号沿いのドライブイン「古道歩きの里 ちかつゆ」で、移動販売車によるクレープに後ろ髪をひかれつつも、翌日に徒歩でここを通過時に食べる楽しみにしよう!!と、お預けとすることに・・・・・(しかし、翌日は移動販売クレープはありませんでした・・・・と;;)


P1280016.jpg
道中、三重県熊野市の七里御浜この時期の風物詩、こいのぼりが浜に繰り出ていました~

P1280024.jpg
見るや否や、ナミちゃん大喜び!!!もちろん車を停めて浜へGo!!!

P1280035.jpg
熊野速玉大社


「古道歩きの里 ちかつゆ」からはバスに乗り、熊野古道中辺路歩き旅の起点で、五体王子社の一つ滝尻王子のある滝尻へ。13時30分、滝尻王子スタート、本日の行程は3.7km先の高原集落まで。ショート行程ですが、はじめの1kmはなかなかのムナツキハッチョウなんですよ~

P1280046.jpg
滝尻王子
京都、大阪を経てはるばる200km歩いてきた巡礼者がようやくたどり着く、熊野聖域の入口

P1280047.jpg
岩に絡みつく常緑樹の根、自然界熊野の象徴の一つ
自然の生命力ハンパナイ!

P1280052.jpg
今年は寒い春が続いていたため、まだオンツツジが見られました!

P1280058.jpg
道中にある飯盛山展望台へ

P1280060.jpg
高原へと続く尾根伝いの古道
気分を出すためモノクロームにしてみました~

P1280067.jpg
そして、尾根伝いに古道を歩くとやがてたどり着く天空集落高原

P1280071.jpg
果無山脈と棚田を一望できる高原の展望地にて
ナミちゃん

P1280073.jpg
あっし


本日のお宿は、「霧の郷たかはら」
部屋からのビュー、食事、ワイン、そしてオーナーさんスタッフさん、何から何までお勧めのお宿です~


P1280076.jpg
到着後、レモンウォーターを出してくれました~
神秘的な空に乾杯~

P1280078.jpg
早く着いたので、温泉に入った後、昼飲みモードへ
なかなか持てない貴重な時間ナリ~

P1280082.jpg

P1280102.jpg
熊野牛も頂いちゃいます^

P1280095.jpg
^霧の郷たかはらのディナー
地のものがスペインなどのタパス風に出てきます~
まさに自然体の”日西融合”♡

P1280113.jpg
手づくりのピッツァ釜で焼かれたオールハンドメイドピッツァ

P1280098.jpg
暮れゆく高原

P1280117.jpg
高原の月夜を撮る
ため息が出るほど神秘的


5月4日
この日の行程は、ここ高原から近露を通過し、18km先の道湯川へ。宿泊地は近露ですが、次の日に本宮へ行くための距離バランスをとるため、この日は近露から11km先の道湯川へ行き、近露へ戻りました。(宿のご主人さん、送迎ありがとうございます~)

P1280123.jpg
高原集落の一角にある水を張った田んぼ
勝手に「熊野のウユニ」と命名~

P1280127.jpg
高原から先はしばらくずっとこんな道

P1280138.jpg
大坂峠付近を行く

P1280154.jpg
ハイカー、観光客も多い箸折峠
さすが中辺路の象徴的な場所

P1280156.jpg
近露の里が見えてきました!

P1280160.jpg
里にはフジが咲き乱れています


ちょうどランチタイム、昨日の「古道歩きの里 ちかつゆ」に寄ります。あてにしていた移動販売クレープは・・・ありませんでした~orz この里にある本日のお宿「月の家」に先にチェックインをした後、道湯川に向けて残り11kmを歩きます。

P1280169.jpg
野中の一方杉がある継桜王子

P1280184.jpg
継桜王子すぐとなりの古道休憩所、とがの木茶屋

P1280182.jpg
とがの木茶屋前の古道
アジサイ、アセビ、紅葉・・・季節によってさまざまな自然環境が見られます~

P1280187.jpg
小広峠近くの、国道311号線ビューティフルポイント

P1280194.jpg
山並みビューポイントが続いた小広峠までの道とは打って変わり、
この先は発心門王子までは延々山の中~
写真は草鞋峠

P1280219.jpg
草鞋峠を過ぎた後、道湯川まで歩き、宿「月の家」のご主人さんに迎えに来てもらいました~
翌日は、この道湯川から歩きはじめます。


~メグナミ街道の旅 5月5日~5月7日編~ に続く


Buen Camino^_-☆






~メグナミ街道の旅 4月29日~5月2日~ - 2017.05.11 Thu

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆


~名古屋市瑞穂区のとある保育園の砂場や滑り台で無邪気に遊んでいた1歳児たちは、ウン十年の時を越え、熊野のDeep and Cool なトレイルを無邪気に歩いていました~

昨年10月に続き、このGWも、超幼馴染のナミちゃんがはるばる韓国ソウルからやってきており、ツアーのコーディネート&案内をしていました。熊野をとても気に入ってくれたナミちゃん、今回はなんと9日間も熊野はじめ紀伊半島各地に滞在していきました~^ー^

ナミちゃんは、名古屋市内の保育園時代の時からのお友達、私が小学校入学と同時に家族で三重県津市に引っ越し、それ以降は会うこともなかったのだけど、親同士の交流は続いていました。それが、おととしの秋、ひょんなことからナミちゃんと30ウン年ぶりに再会することに~

すっかり国際人になっていたナミちゃんとは、会った瞬間から幼少時代から変わらぬテンションですぐにすっかり仲良し☆
それも、お互い1歳~3歳だった保育園時代を覚えていたのだから、これまたスゴイこと!

私メグミとナミちゃんとのツアーということで、勝手に「メグナミ街道の旅」と命名させてもらいましたw

さて、メグナミ街道ツアーの行程は以下の通り。

4月29日 
夕方・三重県大台町の「道の駅奥伊勢おおだい」で合流、旅の始まり~
メグナミ街道ツアー奥伊勢verは、なんと私とナミちゃんの母親も一緒に☆
4月30日 
大台町にある総門山トレッキング
5月1日、2日
私、別の仕事でいったん抜け、代わりに友人のクミコさんがガイド
5月3日
熊野の宿から中辺路の滝尻へ移動、途中熊野速玉大社参拝
滝尻~熊野高原 中辺路3.7km
5月4日
熊野高原~道湯川 中辺路18km
5月5日
道湯川~熊野本宮大社 中辺路18km
5月6日
伊勢路 馬越峠&おとと&熊野市内+クスクスで打ち上げ!
5月7日
ナミちゃんソウルへ


4月29日、三重県大台町にある「道の駅奥伊勢おおだい」にて、南からの私と、津、名古屋方面からのナミちゃん、そして私の母親、ナミちゃんのお母さんが合流、大台の山奥にある農家民泊「かわはら」へ。

     18425632_1401789893210847_1544848354_n.jpg
農家民泊かわはらは、いろりを囲めるお宿です

P1270973.jpg
山菜や民泊の畑で採れたもの、そして川魚がずらり
もちろん季節ごとに内容は違いますよ~

18426068_1401790036544166_427511617_n.jpg
朝食はコタツで(4月末とはいえ、朝晩は冷え込みます~)

P1270981.jpg

4月30日

大台町内にある総門山へ。台高山脈と呼ばれる主脈とその支脈に囲まれた大台町には原生林を縫う上級者向けの長期縦走トレイルが多いけれど、その中でも比較的登りやすい山がこの総門山。

この日のルートは、北総門山駐車場→林道+尾根ルートで総門山→南総門山往復(私とナミちゃん)→林間ルートで北総門山駐車場→奥伊勢フォレストピアへ尾根ルートで下山(私とナミちゃん、お母様方は車で奥伊勢フォレストピアへ)


18424490_1401789909877512_1986977545_n.jpg
台高山系らしい尾根
まだ枯木も多いですが、これから梅雨にかけ、、日陰になるほど緑が生い茂ります

18424528_1401789973210839_1837747728_n.jpg
なんだか大自然からのパワーを感じて好きなポイント、南総門山

18424717_1402341706488999_3791182_n.jpg
総門山上でのランチ 本日のお弁当は、かわはらさんでお願いしたお弁当
田舎ならではの愛情もボリュームもたっぷり、これでナント500円!!!


GW2日目の快晴ということもあり、この後はグループにトレイルラン夫妻と、いろいろな方が登ってきました^^


北総門山駐車場でいったんお母様方と解散し、お母様方は車で、そして私とナミちゃんは歩いて尾根道を下山。
本日のお宿「奥伊勢フォレストピア」で合流後は、桜餅ソフトクリームを♡
これがお目当てだったりして~

18197887_10212884435924850_1606004867_n.jpg
桜餅ソフトクリームは、桜風味のソフトクリームにもち米が混ぜられているのです~
何と凝っていることでしょう~


そして、奥伊勢フォレストピアのディナーは、地物をたっぷり使ったフレンチ。P1270986.jpg

P1270994.jpg

P1270997.jpg

P1270999.jpg


5月1日&2日

私は、2日間別のお仕事が入っているため、奥伊勢フォレストピアでみんなで朝食をとった後、いったん失礼・・・
この日は、ナミちゃんは午前中は、大台町のアウトドアアクティビティ『Verde』のツアーでサップ(SUP Stand Up Paddle)を楽しみ、午後は友人のクミコさんのガイドで伊勢神宮に行き、よるはそのまま奥伊勢フォレストピアで連泊へ。そして、私とナミちゃん2人のお母様たちはお昼まで宮川周辺でおしゃべりしながらくつろぎ、午後には津と名古屋へそれぞれ戻りました。

2日のナミちゃんは、クミコさんのツアーで瀧原宮と熊野市の楯ヶ崎トレイルを巡ってクミコさんと解散、そして私の仕事終了後、尾鷲で再び合流し、そのまま熊野市遊木町の漁師民宿、ハマケンへ。

美味しいお魚とビールで乾杯後、明日からの中辺路3日間歩き旅に備えます^O^


P1280009.jpg


『~メグナミ街道の旅 5月3日~5月7日~』へ続く


Buen Camino^_-☆









 


MOC 女性のための熊野古道伊勢路&奥熊野トレッキング 2days - 2016.10.18 Tue

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆

10月15日、16日は、MOC(モンベルアウトドアチャレンジ)×Kumatengのコラボツアー『女性のための熊野古道伊勢路&奥熊野トレッキング 2days』があり、私は2日間女性ガイドとして泊まり込みで行ってきました。


お客様は西日本各地から集まっていただいた6名の女性。西は何と熊本県から!はるばる遠方から、同じ”熊”つながりで来ていただきました*^-^*

一日目の正午、無人駅のJR大泊駅で集合しました。お客様は、熊本県からのお客様がお友達同士である以外は皆が個人参加で、このときに2日間旅を共にする7人(うち一人はガイドの私)が初対面~!!女性限定ツアーならではの和気あいあいさで、初対面と同時にもう皆が仲良しムード。


無人駅校内でお弁当を食べた後は、熊野古道松本峠に向けてスタートし、そのまま熊野市の旧市街地を抜けて、獅子岩、およそ300mの七里御浜を経て、パワースポット花の窟でゴール、16時に来ていただいた2台のタクシーに分乗し、40分かけて熊野の山奥の聖地、赤倉にある一日一組限定の宿『山里民泊あかくら』へ。


ここは私も以前8か月ほどお手伝いをさせていただいたことがある築100年の宿で、古来からの熊野の暮らしは勿論、古き良き日本のたたずまいをそのまま凝縮させたかのような集落、そして宿です。深い山の奥で、水、空気、森、鳥の声、季節をめぐる動植物たち・・・そして人間がその古来からの恵みを分けていただく暮らしを営んできた、そんな場所です。


視界いっぱいに広がる青い大海原からひとつ山を越えればガラリと変わる幽玄深谷の光景・・・生きているクマノの世界観そのものです。はっきりと脈打つ静と動がここにはあります。


P1240340.jpg
定番の熊野古道、松本峠から旅のはじまりはじまり~

P1240346.jpg
松本峠のお地蔵さん

P1240352.jpg
展望台からの七里御浜
何十回も来ているのに、いつでも「初めまして」な気持ちにさせてくれる♡

P1240349.jpg
それぞれのクマノ時間

P1240360.jpg
獅子岩

P1240365.jpg
七里御浜歩き
先ほどまで見ていた雄大な景色の中にとけ込んでみる・・・
かつては、この浜自体が古道でした

P1240382.jpg
天高く 縄なびく 秋
先日10月2日には、ここ花の窟神社で秋の例大祭が行われました


P1240387.jpg
そして、舞台は山奥の赤倉地区へ
ここにある民泊「山里民泊あかくら」は、あまご養殖場「赤倉水産」運営の宿
あまごと自家製野菜と裏山の天然水をふんだんに使った食事が大人気
写真のあまご塩焼きは当民泊の目玉

P1240398.jpg
あまごお造りも、あまご養殖業直営ならでは

P1240399.jpg
綺麗な空気に美味しいお食事とくればコレ♡
女性だけの乾杯なり~


P1240411.jpg
裸電球の似合う、山里民泊あかくらの夜


P1240408.jpg
おぼろ月に照らされて・・・更け行く赤倉の夜



翌日10月16日は、ここ山里民泊あかくらを出発し、あまご養殖場を見学後、「裏本宮街道」を歩いて熊野市育生町にある大森神社に至るルートです。決して公の観光情報には載らないレアなルートです。裏本宮街道とは大昔、熊野の市街地に当たる木本から一ノ水峠を越え、ここ赤倉集落を経て大丹倉、育生町、北山川沿いに残る筏師の道を経て熊野本宮別宮玉置山に登り、奥駈道を通って熊野本宮大社に至っていたという壮大な道!聖地玉置山を通り、新宮や紀和経由に比べて短距離という利点があったのですが、あまりにも僻地を通るが故に徐々に使われなくなったとのことです。


世界遺産にはなっていないものの、列記とした”熊野古道”です。


P1240426.jpg
朝から元気にスタート!
裏本宮街道は、山里民泊あかくらの前を通っています~

P1240427.jpg
あまご養殖場「赤倉水産」を見学 写真は稚魚小屋

P1240435.jpg
赤倉水産裏手から、裏本宮街道の古道へ

P1240441.jpg
赤倉の奥地に潜む聖なる地、丹倉神社

P1240450.jpg
古代から紡がれてきた生命力
コケは熊野の象徴

P1240454.jpg
そして隠れた絶景ポイント、表丹倉へ
人知れないポイント 時間が許せば何時間でも居れてしまう♡

P1240455.jpg
そろそろアサマリンドウの時期

P1240460.jpg
大丹倉でランチタイム
奥熊野でも強力なパワーを放つ地の一つ

P1240472.jpg
熊野市駅前「かね久」の熊野古道弁当

P1240476.jpg
やさしい道

P1240483.jpg
大丹倉から育生町に至る、裏本宮街道の古道「かしのと道」
現在60代以上の方は幼少時代、実際にここを通って通学していたとのこと

P1240500.jpg
谷には橋が架けられていますが、けっこう年数が経っているので念のため一人づつ渡ってください

P1240509.jpg
育生の里に出た後、午前中に歩いた表丹倉の展望峰を眺める

P1240523.jpg
この旅の締めくくりは、女性ツアーらしく育生町にあるステキな古民家カフェ「ちゃや」にて
ここの茶屋の目玉はじびえカレーですが、ブルーベリーぜんざいもおすすめの一品



「ちゃや」からはタクシーで50分かけてJR熊野市駅へ向かい、17時にまたの再会を誓って解散。
来年にはここで知り合ったメンバー向けに高野山ツアーを開催する予定です☆


今回もクマノのステキな出会いに恵まれた旅となりました^ ^



Buen Camino^_-☆















『Deep River』と熊野 - 2016.10.17 Mon

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆


昨日は無事、モンベルツアー『モンベルアウトドアチャレンジ 女性のための熊野古道伊勢路&奥熊野トレッキング 2days』ツアーが無事終了しました。

ツアー後そのまま津へ帰省してきましたが、カメラのメディアを置いてきてしまったため、詳細は明日以降ブログアップします~
とりあえず、今日は持っていた画像3枚だけ。


さて、タイトルの件ですが、昨日帰省する際に車で流していたお気に入りの音楽の中の『Deep River=宇多田ヒカル』のことです。ずいぶん前の曲ですが、宇多田ヒカルさん独特の哲学的な歌詞であり、バラード調の曲と何気ない美しい響きがとても好きでしたが、今となり、この歌詞の持つ意味とこれまでの自分が考えてきたこと、迷ってきたこと、苦しんできたこと、そしてクマノという土地がこれまで悠久の時を経てこことかかわる人々と共有してきただろうことがフッとつながった気がしました。


「線を描く指がなぞるのは私の来た道・・・・・」
「全てを受け入れようとなんてしなくていいよ・・・・・」


聞けば聞くほど深すぎる・・・・。
私の同世代は聞いたことある方多いと思いますが、改めて歌詞のヒトコトヒトコトを意識しながら聞いてみてください^^


14686627_1193548157368356_613779287_n.jpg

14686270_1193548130701692_897743882_n.jpg

14694743_1193548180701687_1420465553_n.jpg



Buen Camino^_-☆

時を越えての再会☆世界がつながる4日間! - 2016.10.12 Wed

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆


~名古屋市瑞穂区のとある保育園の砂場や滑り台で無邪気に遊んでいた1歳児たちは、ウン十年の時を越え、熊野のステキな地中海レストランでワインを交わしていました~



10月7日~10日の4日間、韓国はソウルからやってきたナミちゃんをご案内しました。ナミちゃんはなんと、1歳7か月まで名古屋の保育園で一緒だった子!同じ年の同じ8月生まれ、生年月日が近いから保育園での順番も隣であり、生まれて初めて友達になった子です^^その後も名古屋にいた幼少時代は時々遊んでいましたが、小学生以降は会うこともなくなり、あれからウン十年・・・


今年の初めにひょんなことからSNSで再会し、とんとん拍子に熊野行きの話が~!!!!


再会場所は、10月7日の18時42分、雨水滴る薄暗い紀伊長島の高速バス停(けっこうスゴイ所ということで知られています・・・笑 となりのトトロのエンディングの一節が異様によく合う・・・) 会うや否や抱き合って再会を喜ぶ私たち!!!!


ビジネスで世界を飛び回り、本当に目覚ましい活動をしているナミちゃん、しかし、かすかに覚えている名古屋での幼少時代によく遊んだあの時の感覚と全く変わっていませんでした。「本当にあれから何十年もたったの~ まったく緊張もしないし、幼少時代の感覚そのものだね~~」とお互いキャーキャーしゃべりながら、今日の宿に向かいます。ここでは、一緒にブラジル人旅行者のコーディネートをした友人Kさんも、ブラジル人のガイドを終え、合流します。


ナミちゃんとKさんもすっかり意気投合し、この日の夜は女子三人で国際トークで大盛り上がり~☆



P1230994.jpg
1泊目の宿は、話題の「道瀬食堂」の場所にある民宿あづま
地元紀伊長島の魚が和、洋、イタリアンと色々な料理形態となって登場
オシャレさ&美味しさ極まれない~♡♡♡♡



10月8日は熊野古道伊勢路歩き(新鹿~大泊)と聖地赤倉&大丹倉をめぐって、おくとろ温泉へ。
ハーフマラソンをライフワークにしているナミちゃんは私の周りでは数少ない健脚同年代女子!!!!
道中、ステキなお友達Sちゃん(メイドイン熊野の衣、食、住 木花堂オーナー)、K君(地域おこし協力隊)とクマノ的な出会い数珠つなぎをしながらのゆるーりまったりな一日でした。お天気もクマノでのつながりを祝福するような雨のち晴れ!



P1230996.jpg


P1230997.jpg


P1230998.jpg
熊野市波田須にはラムネがよく合う


P1240013.jpg
イタリア・チンクエテッレのような大泊海岸


P1240016.jpg
10月とは思えないシーン!


P1240017.jpg
定番の場所にも行きましたよ~  鬼ヶ城!


P1240032.jpg
雄大な七里御浜を後に・・・


P1240034.jpg
舞台ははるか山奥の聖地、大丹倉へ


P1240035.jpg
大丹倉の森にて


P1240053.jpg
大丹倉から西日指す熊野3600峰を眺める
こんな山奥でも、先ほどの大海原からたった45分 クマノは多様性大自然の宝庫


P1240049.jpg



10月9日は中辺路へ。
本来ならば大日越え→赤木越え→発心門→本宮の18kmフルコースの予定でしたが、雨がやむのを待ち、発心門→本宮大社→大日越え→湯の峰温泉→国道311経由で本宮との15kmに変更。このコースならではのスペシャルな出会いもたくさんありました!その時に会った流れに任せて☆


P1240070.jpg


P1240082.jpg
京都からはるばる300km、3週間歩き続けてようやく目に入るこの光景
いにしえの旅人はどれほど涙したことだろう・・・・
こういうことを感じながら、いにしえの心情を想像しながら、本当に涙してしまうことがある
歩き旅でしかできないコト。


P1240083.jpg
本宮にあるおススメのカフェボヌールの和パフェ♡
ここでもオーストラリア人ツーリストと店員さんと私たちとの素敵な巡り会わせが☆



そしてそして・・・
無事歩き終えた私たちは、熊野市内にある、だーいすきな地中海料理店「熱血ナポリ大食堂 と、クスクス」にて最後の晩餐を^皿^

熊野市内でとったホテルで荷物を置き、2人ともワイン飲む気満々だったのでタクシーでお店へ。そして、まずはいつものタパス9種盛りで赤ワインサル~(^O^)/▽☆▽\(^v^)


P1240096.jpg
赤ワインをデキャントで
この後は同じく白ワインも・・・

P1240101.jpg
タパス9種盛り

P1240105.jpg
毎度お馴染みの4種チーズピッツァ
中庭にあるシェフ手作りのピザ釜で焼いてくれます

P1240114.jpg
地元の岩清水豚パスタ




生まれて初めてお友達になったナミちゃん、卒園してウン十年、全く違う世界で動き回って、そして巡り巡ってクマノ再会、海外で重要な任務を担って外国で生活している彼女の体験談から受けるものは計り知れない!!!本当にこんな同園生のお友達は尊敬するし誇れる!!!


そんな彼女も、熊野では色々なことを感じ取ってくれたとのこと、8日に見た、夕暮れの七里御浜と遠い那智の山影を見て「何だか泣けてきた・・・」と感涙していた彼女からはもらい泣きをしてしまいました。


そしてこの4日間で、クマノと韓国、そしてクマノとブラジル(これはまた後日ブログにて)がつながりました。


クマノはいつも不思議なつながりをもたらしてくれます。



Buen Camino^_-

保育園時代のお友達が、そして地球の裏側からのお客様が! - 2016.10.07 Fri

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆


今日の夜から10日まで、4日間のツアーが始まります。そのお客様はなんと、保育園時代に一緒だったお友達!名古屋にいたころ、1歳から3歳まで同じ保育園で過ごしていたけれど、それ以降は会うこともなかったのに、ひょんなことでごく最近FBで再会し、意気投合☆国際社会で活躍している彼女、とても楽しみな4日間になりそうです^ ^


そして、同日、日本の反対側のブラジルから、知人を通じて知り合ったカップルがお越しになります。今回、私は熊野古道小辺路の企画を提案&打ち合わせをさせていただいたのですが、日程的に同行できないため、本当に簡易ではありますが、イラストマップを用意させていただきました。


ブラジルとも深いつながりを持たれている友人Kさんが彼らのツアーを色々フォローしてくださっており、昨日はKさんとまわった伊勢神宮にとても感動されているようでした!


今回、小辺路はかれらのみで歩くことになるけれど、ネパールやスイスを歩かれていて、トレッキングは慣れているとのこと。しかし、まだまだ地元民しか通用しないような標識(これはこれで心温まるけれど・・・)、行政区間ごとに変わってしまう標識(もちろん日本語のみ)しか施されていない箇所の多い熊野古道、「世界を古道でつなごう」を合言葉に作成している英語のイラストマップが遅々として進んでいない自分のトロさを悔やんでしまっています・・・m(_ _)m


なにがともあれ、次々に起こるカミーノマジック、クマーノマジックに乾杯~(^O^)/☆▽☆\(^ω^)


14608203_1184342631622242_1378585502_n.jpg



Buen Camino^_-☆

そこまでしても、行きたかった場所! - 2016.09.19 Mon

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆


去る16日は、くまの体験企画(代表=うっちー、こと内山裕紀子)のガイドで、馬越峠+天狗倉山へ行ってきました。お客様は東京からお越しの女性Kさん1名、限られた有給を利用して、熊野古道のハイライト部分を歩きたいということで、16日はこの馬越峠+絶景の天狗倉山を、翌日は福辻京子サンガイドの那智周辺ハイキングをお申込みいただきました。


お天気は薄日が差す絶好の歩き日和、天狗倉山からは、海は若干かすんでいたものの、はっきりと尾鷲市街地が眺められました!


14408860_1169039179819254_928739_n.jpg
絶景を堪能するKさん(顔出しOKの許可をいただいております)


今では山と海に囲まれた限られた平地にぎっしりと建造物が並んで見える尾鷲市街地、巡礼者が行き交っていた170~180年前は、現在の林町を境に湿地が広がっており、その背後に西国一の難所の、おどろおどろしい八鬼山が控えていました。

「この馬越峠も十分に難所であり、不安の多い山道でしたが、山を下りて広がる伊勢路一の繁華街、尾鷲市中井町で束の間のやすらぎを得たことと思います。この町が過ぎて、目の前に広がる不気味な沼地、そして奥深くそびえる山賊オオカミの出没地八鬼山・・・・・きっともし私が当時生きていてこの旅をしていたのならば、この瞬間に、そこまでしたまで熊野に行きたいか、引き返すか、でも、やはり行きたいか、しばらく考え込んでしまいそうですよ。それほどに不安の多い道であったと思います」と語ると、Kさんは、「そんな先の果てに、明日私が向かう那智山があるのですね」と、少々興奮気味に返してきました。


町の終わりと、湿地との間には「山見茶屋」という茶屋がありました(現在の、尾鷲市瀬木山一里塚のあるあたり)。伊勢から向かう人、熊野方面から伊勢へ向かう人、お互い行先の情報がほとんどない中で、反対側から来た旅人がここで集うと、それぞれの行く先の状況の情報交換ができていたとか。


「山賊出るから気いつけい」「あと5,6こ峠を越えたら伊勢の国へ入るで。時々海が見えてほっとするよ」なんて会話がなされていたのかな。


現在でいうところの、情報の少ない中東、アフリカへ向かうバックパッカーがトルコあたりのゲストハウスで、そちら方面から来た旅人から情報を収集する「旅ノート」の感覚に似ているきがします。


到達することが正解ではない、歩いている、まさに現在のその行為が正解なのだから、こう思えるところまでが似ています。



今も昔も、理由はないけれど、それでも行ってみたい、この目で見てみたい場所は誰しもあると思いますが、生老病死の苦しみ、報われない現実から逃れるため(というよりも癒すためといったほうがいいか)に、苦難を乗り越えて向った場所が、まさにこの熊野という地なんですね。


私含め、何人かの知人友人は今でも、紀伊半島東部をなぞる下道国道42号線を車で走り、荷坂峠や尾鷲トンネルを越えて目の前の景色が開けると「うわぁ~来たよ~ 着いたよ~」という感覚に何度も陥るといいます。胸がはち切れそうな、とにかくうれしいあの感覚。


あれこそ、180年前もの旅人の感情が時空を超えて今に生きる私たちに伝わってきているものなんだと思ってなりません。



峠を下り、尾鷲市街地が見えてきたころにちょうどお昼、女性1人旅のお客様と一緒になると毎度お約束の「山の喫茶 山帰来」に。いつもとてもお世話になっているご夫妻が経営する、ロッジ風のカフェは古道ハイカーには大人気です。風通りの良い、緑に囲まれたウッドデッキで風鈴の音を聞きながら過ごす時間は・・・・・・・あっという間に数時間が経ちます(列車の時間がある人は要注意・笑)


14408053_1169039076485931_1746898201_o.jpg
全てがハンドメイドのこのお店、全てのメニューがおすすめです♪
私は毎度おなじみのハンバーグプレートを、この地域が初めてのKさんは
熊野の郷土料理「めはり寿司」を。


12380252_1169039036485935_425100115_n.jpg
アイスクリームまでもすべて原料から混ぜ合わせて作っています♡


14429639_1169039116485927_659595560_n.jpg
庭にある山桃の木から採ったヤマモモソーダ―  期間限定です~



Buen Camino^_-☆

熊野古道で過ごすLOHASな一日 - 2016.09.12 Mon

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆


11日は、くまの体験企画のツアー『熊野古道で過ごすLOHASな一日』ツアーのガイドでした。お客様は大阪からお越しの親子2組、幼馴染の娘さん同士とそのお母様でした。お二人のお母様もとってもお若く、まるで娘さん世代の女友達4人連れという感じでした。


「一度は熊野古道を歩いてみたいけれど、あまりにも広く、長く、どこから歩いていいかわからない」「山歩き経験があまりないからどのくらいのレベルなのか、どんな格好をしていけばいいのかわからない」「でも、とにかく歩いてみたい!」


こう思われている方はけっこう多く、そんな方がインターネットを通じて、くまの体験企画(代表=内山裕紀子うっちー)へとたどり着いてきてくれています。今回の2組の親子もよく一緒に旅行をするらしく、今回は絶対に熊野古道と、とても楽しみにしてくださっていました。


今回のこのツアーは、ゆったりと熊野古道馬越峠(初心者でも、熊野古道伊勢路の代表的な光景を感じながら歩ける定番ルート)を越えた後、尾鷲市街地を抜け、中村山のふもとにある隠れ家レストラン「はっぱがシェフ Jomon」でゆるりとランチをするという内容であり、女性の方にとても人気があります。

http://kumanokodo.info/lohas.php



P1230793.jpg
予報では雨だったお天気も、薄日が差すほどに。
話しによると、この4名の中の3名は超晴れ女とのこと☆

P1230801.jpg
葉っぱがシェフ Jomonさんのランチ
尾鷲市内では評判のこのオシャレ隠れ家レストラン、市街地とは思えない、緑にあふれたステキな庭があり、そこで取れた葉っぱで素材の味を引き出す料理を出してくれます。

P1230808.jpg
デザートは、アシタバやスギなど、各種の葉っぱを用いて蒸したフルーツ盛り合わせ。
あっつあつのフルーツはとても甘みが引き立ち、そこに葉っぱが持つ芳醇な香りがフュージョンされます。
なんとも不思議な気持ちになります♡

P1230810.jpg
優雅な女子タイム♪


このツアーで、娘さんが「熊野古道を歩いた後、尾鷲市内で見た熊野古道ポスターに書いてあったキャッチフレーズ “千年前の旅人も同じ峠の風景と出会ったのだろうか”を見てうるっときた」と話されていました。このポスターはずいぶん前のものですが、私もこのキャッチフレーズをみてビビっときてしまったことを思い出しました。


いつまでも旅の余韻がおさまらない、そして、一度訪れた後、さらに深く、さらに遠くへとつなぎたくなる場所、それが紀伊半島なんですよね。


Buen Camino^_-☆

幸せな家族が似合う☆熊野古道曽根次郎坂太郎坂 - 2016.09.11 Sun

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆


10日は、毎度常連さんのEさんご夫妻とHさんご一家を曽根次郎坂太郎坂にご案内しました。
とても仲睦まじいEさんご夫妻に、1歳と4歳の表情豊かな息子さん、娘さんのいるHさんご夫妻と本当に幸せな時間を共有させていただきました。


もともと、熊野古道の中でも最も大好きな曽根次郎坂太郎坂が、この2家族による満面の幸せオーラで包みこまれていました♡
某キャッチフレーズを借りてしまいますが(笑)、まさにこの道は”幸結びの道”⁀v⁀♪


始めは、豆ヅタという植物が虫に見えたのか、「虫怖い、歩きたくない!!!」とダダをこねていた4歳の女の子Kちゃん、その後に見えたスギゴケを指さして「これ、お星さまだよ」と言ってあげると、その後はお星さま探しに夢中になって古道を駆け巡っていました。本当に、子供は大人にはなしえない純粋で柔軟な発想を持っているものです。そしてこのツアー最年少の1歳児R君も、始めはママにおんぶをされていたけれども峠を越えたあたりでは熊野古道の大地を勇ましく踏みしめていました。

栗のイガを見つけては喜び、ちょっと触れては泣き・・・・
たくさんの発見があったね!


また、成長した姿を見られる日を楽しみにしています♪


14264036_1161435563912949_7542373667397007419_n.jpg
☆本日の行程☆

P1230691.jpg
かつての志摩+紀伊の国境にそびえていた曽根次郎坂太郎坂
尾鷲市曽根側の難所をひたすら歩きます

P1230684.jpg
歩けば必ず峠にたどり着く~!!!

P1230699.jpg
峠の東屋に到着
「峠におうちがあるよ」とKちゃんに言うと、「こんなのおうちじゃない~」とKちゃん(笑)
今度は壁のあるおうちに行こうね~

P1230705.jpg
クリを見つけて大興奮!

P1230739.jpg
親子のひと時

P1230717.jpg


P1230758.jpg
一家のひととき

P1230775.jpg


P1230788.jpg
やった~ 二木島がみえたぁ!!!!

P1230790.jpg
峠を越えて人里に出てほっとする瞬間
今もむかしも変わらない^^


Buen Camino^_-☆

25.26 Aug 2016 奥熊野Tour - 2016.08.27 Sat

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆


8月25日、26日は、毎年名古屋から来ていただいている常連さん4人組をお連れし、1泊2日の奥熊野オリジナルツアーにご案内させていただきました。おすすめ行程&1日目のお昼熊野市駅着、2日目のお昼熊野市駅発の、実質丸24時間の滞在と言うことで・・・

1日目
熊野市駅→花のいわや亭でランチ→熊野古道中辺路発心門王子→中辺路ハイクで熊野本宮大社→大斎原→おくとろ温泉

2日目
おくとろ温泉→熊野古道北山道通り峠登り口→通り峠&丸山千枚田展望所→丸山千枚田→と、クスクスでランチ→熊野市駅・解散

と、コンパクトに楽しめる奥熊野の良いトコ取り行程を組ませてもらいました*⁀o⁀*


P1230249.jpg
熊野市駅から国道42号に出ると・・・
こんな真っ青な海&獅子岩がお出迎え\(^O^)/
クマノブルーからの奥熊野ツアーのはじまりはじまり~

P1230262.jpg
まずは熊野本宮大社でお参り

P1230269.jpg
京都からおよそ2週間でたどり着く、熊野神域の入口発心門王子

P1230276.jpg
発心門からの中辺路

P1230298.jpg
初めて熊野本宮大社の鳥居が見えたという伏拝王子
和泉式部も拝んだとされます
背後の大雲取越方面に巨大積乱雲が湧いています

P1230283.jpg
沿道ののどかなお茶畑

P1230311.jpg
寄り道展望所より、大斎原の大鳥居

P1230316.jpg
大斎原

P1230321.jpg
高さ45mの大鳥居を見上げます

P1230313.jpg
黄金色に実る稲穂


翌日より・・・

P1230336.jpg
うっそうとした熊野古道北山道通り峠登り
真緑に苔むした、四角張った石畳が特徴です

P1230343.jpg
樹林におおわれた通り峠と、子安地蔵石堂

P1230347.jpg
峠から尾根伝いに計170段の階段を登っていくと・・・

P1230351.jpg
ほぼ真上から丸山千枚田を見下ろせます!!!!
とくに、稲穂が実るこの時期は黄金の鱗のよう☆


そして、峠を下り、そのままこの光景に溶け込むように、丸山千枚田の中へ。


P1230370.jpg

P1230374.jpg

P1230390.jpg


まばゆいほどの黄金の世界を楽しんだ後は、13時5分の熊野市駅発の特急ワイドビュー南紀に間に合うように、少し早めのランチをするために、熊野市有馬町の「と、クスクス」へ。隠れ家的な場所、手作りのピザ釜、気品のあるラテンテイストの店内・・・このお店は私自身本当に大好きなお店であり、何名かのお客様にも紹介させていただいています。私が紹介したお客様の満足度は100%!!!!今回のお客様にも「奥熊野を目いっぱい楽しみ、感じた最後にこのお店、もう今回の旅は200%良かったーーー」と言っていただきました^ー^


P1230392.jpg
前菜の前に出していただいた、地産野菜のサラダと、
地産イワシのディップ(ホント、くせになるほどの美味)でいただくバケット

P1230393.jpg
季節の素材で彩られた前菜

P1230399.jpg
毎度欠かさず注文する4種チーズのピッツァ

P1230404.jpg
魚介てんこ盛りペスカトーレ

P1230408.jpg
デザート

ゆく夏の切なさに負けない、パワフルでおいしくて楽しくてはじけ抜いた2日間でした~ \^o^/


Buen Camino^_-☆











4ヶ国からのお客様と歩く熊野古道 - 2015.10.30 Fri

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆

しばらくブログを放ってしまって間もなく1ヶ月・・・^^;
10月のこと、徐々にアップしていきます~


本日は、熊野市内の宿泊施設『熊野倶楽部』ご宿泊のお客様9名様を熊野古道・松本峠へご案内しました。
9名様は複数のグループが合わさっているのですが、なんと国籍が、南アフリカ、イギリス、香港、そして日本と4ヶ国も!!

ルートは、花の窟神社で集合後、花の窟神社をみてバスに乗り、獅子岩経由で大泊へ、その後大泊でバスを降り、大泊→松本峠→紀南ツアーデザインセンター→熊野市駅とおよそ3kmを歩くものでした。

日本人も2組いらっしゃるため、同じ内容を日本語、英語と繰り返してガイドしました。途中、熊野市の記念通りを通過中、この中の日本人夫婦の旦那様が「ねえ、この素朴な街並み、他の国の方にはどう映っているのか聞いてよ」と尋ねてきましたので、外国の方々に尋ねてみたところ、「とってもシンプルで平和そのものだ」と返ってきました。

なるほど、やはり「平和」とは国を越えた交流の中で自然と出てくる言葉なんだなぁ。自分自身も色々な国を旅した時、その国の首都ではあまり感じないものの、ローカルエリアに行くとやはり自然と「平和」が頭の中に浮かんできますから。首都にいるとやはりその国のイメージそのものをデンと表している、たとえばバンコックなら「ザ・タイ!!」、ニューデリーなら「ザ・インド!!」っと、でかでかした声で国名が聞こえてくるような妙な威圧感があるのですが、ローカルへ行くとあまりそこの国の押しつけ感がない、そう感じるのです。「そこに住む人が平和に暮らす場所」、世界共通でそう思えるのです(もちろん、残念ながらそうでない地域も世界にはたくさんありますが)


熊野にいると、とくに地元の人にとっては「いつもの熊野の街の中」にすぎないかと思いますが、これぞ国を介すると「異国の平和な場所」になるんですよね。3時間という短い時間ではありましたが、日本含む4ヶ国の方々に熊野の地を歩いていただけて良かったです。

香港のお客様は、私の説明の中で出た「新米」がすごく気に入っていただけたようで、さっそくツアー後買いに行かれたそうです☆



Buen Camino^_-☆

シルバーウィーク・中辺路ツアー - 2015.10.01 Thu

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆

去るシルバーウィーク期間中の9月21日~23日にかけ、お客様ご夫妻を中辺路各地へご案内してきました。このお客様Dご夫妻は、父親の大学時代からの友人であり、さらに和歌山県新宮市では、市内で陶磁工房を開いている父親の大学時代の友人であるAご夫妻と合流しました。(父親本人は、母親と東北へ旅行中で不在~)

21日は昼前の特急で熊野市駅に到着したDご夫妻をお迎えし、熊野市内でもイチオシのお店「ほくしょう」でランチ。ここは経営者親子がそれぞれ寿司職人、ラーメン職人であるため、寿司はじめ鮮魚料理とラーメンともに名物というおもしろい組み合わせのお店、初めて熊野に来た人には真っ先にご案内する食事処の一つです。

ランチの後は鬼ヶ城&松本峠&紀南ツアーデザインセンターめぐりをし、15時前に車で南下して那智山へ移動。青岸渡寺、熊野那智大社、そして那智の滝を巡った後に、「道の駅なち」にて、新宮市在住のAご夫妻と合流、そのまま那智勝浦町湯川地区にあるちょっとした秘湯「ゆりの山温泉」へ。


IMGP1433.jpg
鬼ヶ城での一景

IMGP1436.jpg
熊野那智大社

IMGP1435.jpg
那智大社の大楠

IMGP1438.jpg
飛龍の滝



温泉でさっぱりした後は、新宮市内にあるAご夫妻宅である陶磁工房へお邪魔しました。本日はこのAご夫妻宅に泊めていただきました。ご主人さんはプロの陶芸家、奥様のKさんが食事の準備をしていただいている間、お仕事スペースである工房へご案内していただきました。そこには、これから窯に入れるもの、低温で一度焼いたもの、これから色を付けるものと、あらゆる過程の状態である無数の作品が並んでおりました。

「私はさほど器用ではないので、このようなワンパターンの模様しか描けんくてなぁ・・・」 素朴ながらも精細で端整な文様の陶器へのくったくない説明がまた陶器への愛情、そしてプロの卓越した技巧を感じずにはいられませんでした。このスペースはまさに半端ない職人の為せる「聖域」そのものでした。

聖域でただただ各作品に見とれていたころ、ちょうど食事ができ、私たちはダイニングへ向かいました。食卓には新宮で取れた新鮮なお魚と家庭菜園で作った野菜を使った料理が、イタリアン、和風、タパス風とあらゆる形に変えて出されていました。食器はもちろん、ご主人さんの作品。素材の味がしっかり活きた薄味におしゃれな盛り付け、まさにご夫妻によるコンビネーション!奥様Kさんも「素材が美味しいからよ。私はただ切って煮て焼くだけ」とこれまた屈託がない。本当に素晴らしいものを作られる方は自信を持って活動をしながらもこう控えめなものなのですよね。

夜は皆様とワイワイ盛り上がりました。私が「親と同じ世代の方々と話しているとは思えないです~なんだかものすごく世代が近く感じます」と言うと、Dご夫妻の旦那さんMさんが、「〇〇君(父親のこと)はあなたの前ではやはり父親だからね。きっと僕らだけで集まった際にはきっとこんな無邪気な姿になるものだよ~ハハハ」と(笑)


IMGP1460_2015092913250983d.jpg

IMGP1446_20150929132505389.jpg

IMGP1441.jpg



美味しいお酒に美味しいお料理をありがとうございました。そしてさらにさらに・・・!!!私の寝室とご案内されたお部屋が・・・陶芸作品にずらりと囲まれたベッドのあるお部屋でした!「一人用の部屋がここしかなくて、申し訳ないねぇ」とKさんには言われたのですが、これ・・・私にとってみればものすごいサプライズなんですけど!!!

こんな素敵なお部屋なんです


IMGP1453.jpg

IMGP1457_20150929132508b0c.jpg

IMGP1439.jpg



22日は発心門王子に向かい、熊野本宮大社へ至るおよそ7kmの古道歩き。この区間は熊野古道中辺路ルートの中でもとりわけ人気度が高く、現在では外国人の姿も非常に多いです。観光地化にともなう整備が全くされていない、ありのままの姿の山里、スケールの大きい果無山脈や大峰山脈の遠望、そして1000年も続く参詣道・・・・・・日本の、そして紀伊山地のイイトコロをそのまま凝縮した光景に浸れる区間です。この区間だけをくまなく楽しむのもよし、海沿いの田辺から3,4日かけ、深い山並みに浸った後に出会うのもよし、旅情、ロングトレイル情ハンパナイ道です☆


熊野本宮大社に到達し、参拝した後は参道入り口にある「もうで餅本舗」でもうで餅&お抹茶に舌鼓。4年前の台風で浸水し、しばらくは仮店舗で経営していたこのお店もかなり洗練された立派な店舗に生まれ変わっていました。大斎原を見た後はそのまま川湯温泉へ。



IMGP1469.jpg
発心門~本宮大社間は中辺路の中でも初心者でも安心して歩ける区間

IMGP1475.jpg
新宮の「おむすび一郎」めはり寿司 
地元でも評判なだけある素朴さ、大きさ、美味しさ☆

IMGP1477_201509292009058f6.jpg
伏拝王子跡からの山並み  いつ来てもここで得られるフィーリングはくせになる~~≧▽≦♫

IMGP1478.jpg
九鬼が口関所跡にある中世の道標
かうや一九里半=高野山78km、きみい寺三十一里=紀三井寺124km

IMGP1488.jpg
大斎原の鳥の見える展望峰 寄り道するだけの価値あり

IMGP1493.jpg
本宮大社前の「もうで餅」

IMGP1495_201509292011273ac.jpg
大斎原


※日本カミーノ・デ;サンティアゴ友の会の次号のニュースレターでは、私が毎号連載させていただいているイラストマップコーナーで、この区間を取り上げております。会員の皆様、どうぞご覧下さいませ^^


23日は、私が以前からお世話になっている熊野川体感塾の谷上さんにお願いし、三反帆船に載せていただきました。熊野川とともに育ってきた谷上さんは川船大工であり、風の力で遡行していたかつての熊野川交通手段、「三反帆船」を自ら設計、製作しております。そして、熊野川の環境を活かした川船ツアーをも主催されています。

この日は好天でかつ暑くなく、適度な風があり、最高の川船日和になりました。昔ながらの船で浮かぶ熊野川は別世界ですよ!


IMGP1500.jpg

IMGP1508.jpg

IMGP1513_20150929201131f41.jpg

IMGP1525.jpg


そして最後は速玉大社、神倉神社を巡り、Dご夫妻は午後の便で名古屋に戻られました。お見送りの際、陶芸家のAご夫妻も駆け付けてくださいました。


楽しい熊野時間をありがとうございました!


IMGP1538.jpg
神倉神社

IMGP1533.jpg
国道42号沿いにある「あづま寿司」
本格的で美味でした。



Buen Camino^_-☆

道は国境を越えて - 2015.04.21 Tue

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆


今日のお客様、神社仏閣めぐりがお好きな方で、それが高じて昔はよくシルクロードに行っていたとのこと。シルクロードに着眼した理由が、「仏教もはるか昔、あの道を伝ってきたと思うと、そのルーツをたどってみたくなった」とのこと、共感度高すぎなんですけど~!!!!!


今は歩き旅っていうと「スゴイねぇ、頑張るねぇ」と声をかけられることが多いけれど、それは車や交通機関移動が当たり前となった今だから言われること、昔はすごいことでも頑張っていることでもなんでもなく、ご飯を食べる、睡眠をとるのと同じく、日常の一部だったわけですよね。


あぁぁ、そんな話をしていて、またまたネパールに足を運びたくなってきた~~
私の大好きな地の一つです☆


P1150769.jpg

P1150433.jpg

P1150782.jpg

P1150418.jpg

20090621馬越峠道 (2)


5枚目だけ熊野古道デス☆


Buen Camino^_-☆

そして、赤のクマノ - 2015.03.19 Thu

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆


16日~18日のツアーのしめは、「おわせお魚いちば おとと」。
ここが持っている漁船良栄丸の”どっかんまぐろ丼”にはお客様も大絶賛!!!


IMGP1957.jpg



Buen Camino^_-☆

獅子岩+雪 - 2015.03.10 Tue

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆


タイトルにある組み合わせ、なかなかレアではないですか?


昨日の低気圧がもたらした寒気の影響で、南国&3月の熊野に雪がはらはらと舞い降りる1日になりました。


IMGP1857.jpg


そして、こんな日は暖かいうどんが体に嬉しい☆


NCM_1655.jpg


熊野市の花の窟前にある『お綱茶屋』の古代米うどん、古代米独特の紫色をしたこしのあるもちもちうどんに、みりん&お出汁がきいた薄味のつゆがな~んとも美味^▽^☆


写真は、熊野地鶏うどんです。他にも古代米めはり、古代米きつねうどん、古代米カレー、熊野地鶏丼、マグロ丼など、地元の食材を生かした軽食が何食かありますが、どれも素朴でおいしいですよ!!


明日は5日ぶりに松本峠ではない場所へ行きます~!!!



Buen Camino^_-☆

くまの体験企画のお客様より - 2015.03.03 Tue

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆

さて、先日26日、「くまの体験企画=内山裕紀子代表」を通じて熊野古道松本峠~花の窟をご案内させていただいた、島根県からの一人旅女性K様より、こんなメッセージを頂きました。

以下引用
http://kumanokodo.info/report.php?itemid=368

プランたてて下さった内山さん、今回ガイドをして下さった植野さん‼︎
ありがとうございました。お世話になりました。
只今、今回最後の旅の夜にメールをしています。
短い時間の間でしたが、植野さんとお話出来て、明日から心身共に健康でいようと、パワーをもらいました。
帰り際は慌ただしく、ハイハイッって感じでしたが、それもまた旅ならではと思い、必ずまた来たいと思うとこになり、スタンプで埋め尽くしたい欲求になりました。
今度旅に出るまでには自信持って☆マーク5つでも6つでもあるとこを歩いて感じれるように、頭の中も体力もつけていこうと思ってます。
こんな私ですが、『あぁ~、そんなしじゅー前の女子いたなぁ~...』って覚えていて下さいm(_ _)m
感謝の気持ちでいっぱいです‼︎
ありがとうございました。
また明日から1日一笑で、敏感ではなく鈍感に生きていきます(^^)



人と自然、人と人がつながる熊野、きっとK様も熊野という土地に呼ばれ、ここに来ることとなり、私たちとつながることができたのであると思います。

目的地ありきの旅ではなく、その過程そのものを感じる旅ができる、熊野はそんな土地であります。


Buen Camino^_-☆

またまた徒歩の旅人が! - 2015.02.26 Thu

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆

ここ最近は松本峠に繰り出す日が続いておりました。

そこで、25日の昼、熊野市本町通りに位置する、古民家を利用した「おもてなし館」にて、25kgのザックを背負った青年がおりました。名古屋を出発して22日かけ、熊野にたどり着いた青年はこのあと紀伊半島をぐるりと回った後、和歌山からフェリーで徳島へ渡り、四国八十八箇所を逆打ちし、その後は九州へ渡ってご先祖様のお墓参りをし、最終的には出雲へゴールとのこと!!

そして、雨がしとしと降る本日お越しになった「くまの体験企画」を通じてのお客様はなんと、その出雲がある島根県からの一人旅の女性!とてもさばさばしていてフレンドリーで、すごく会話も弾みました☆

日本国内でも、まだまだ面白いエキサイティングな旅を展開することができます!

※写真掲載は本人に許可をもらっています。


NCM_1629.jpg

1424835466622.jpg


Buen Camino^_-☆

乗鞍での出会いが・・・なんという再会!!!!! - 2015.02.18 Wed

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆


2月という月とはつくづく相性が悪い・・・
めったに病気をしない私が17日は胃腸風邪を患ってしまい、1日安静にしていました。過去に何度か2月という月に心身ともに不調になることがありました。真夏の生まれだからか、真冬に合わない体なのか^^;


今日はガイドでした。回復したとはいえ病み上がりの身ですが・・・

・指名されている以上代わりがいない
・熱もなかったし、インフルエンザなど、通常外出を慎むべき病気でもなかったうえ、昨日行った病院でもお医者さんに相談したところ「行っても大丈夫だよ。わしは世界一の医者だから安心しろ」との、ほんまに大丈夫なんかと疑ってしまうような自信満々のお言葉を頂いた(笑)

以上の理由で、ガイド職務を遂行させていただきました。


さて、本題ですが・・・


今日のお客様は熊野古道シャトルバスに乗って名古屋方面からお越しいただいた11名様。この中には4組のグループがあり、各グループ同士ももちろん初対面ですが、とてもフレンドリーかつ個性的な方ばかりで全員がとても仲良くなっていました。このお客様の中で、なんととんでもない「再会者」がいらっしゃったのです。


まずはこんな会話から・・・
私が熊野周辺のおすすめとして、熊野川三段帆川船を自ら作り、ガイドする熊野川体感塾(谷上嘉一塾長)のお話をしていると、グループ内の飛騨高山からお越しの女性が、「以前、私たちは熊野でガイドしている女性とお会いしたことがあるのですよ、その川船、まさに紹介していただいたものですよ」と興味津々に話されました。


私は「へぇ、やはりお勧めする人いらっしゃるんですね!その方、なんというお名前でしたか?きっと私の知り合いだと思います」


女性「お名前をお忘れしてしまったのですが・・・あ、ちょうどお会いした直後に長期で海外に行ってしまったそうです。初めてお会いした場所が乗鞍岳の山頂で、自転車を持ってきていて帰りはここから自転車でふもとまで下るんだと言っていました。」


私「それ・・・・もしかして私のことでしょうか・・・ 植野です」


その後、数秒間を置いた後・・・
女性「え・・・!!!???あの時の植野さん!!??」


私も乗鞍でのことを思い出し、「まさか・・・Kさん(その女性)!!?」


「きゃーーーーーーーー!!!!!!!」


抱き合って喜ぶ私たち!


まさか、この熊野の場所で顔を合わせるとは思いもせず、これまで2時間近くご一緒させていただいていたけれど、お互い全く気が付いていませんでした。


乗鞍岳での旅の出会いが、まさか、この熊野の地でガイド×お客様という形で再会するなんて。


世間、どこでどうつながっているかわからないものです。


NCM_1610.jpg

NCM_1611.jpg

NCM_1612.jpg



Buen Camino^_-☆

馬越・de・エスパニョール y エスパニョーラ - 2014.04.06 Sun

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆



最近は日常記をフェイスブックで済ますことが多く、こちらがお留守になっていましたm(_ _)m時


さて、4月5日は、名古屋⇔熊野を走る熊野古道シャトルバス(以下、シャトルバス)で道の駅海山に降りたお客様を対象にした、熊野古道馬越峠ガイドサービス担当の日でした。シャトルバスから降りてきたお客様にお声をかけ、ガイドを希望する方のみをご案内するというものなのですが・・・この日の乗客はあいにくのゼロ。




毎週土曜日に開催されているこのキャンペーン、こんなことも時々はあるとのこと。そういった場合は、道の駅海山を訪れ、これから馬越峠に行く人でガイドを要している人かどうかをお声かけさせていただくことになっています。しかし、この日の人は多かったものの、みなガイド付き団体ツアーのお客様か、ドライブがてら寄った人ばかりでいっこうに個人ハイカーは来ません。



すると、道の駅スタッフが私に声をかけ(ガイドいたします のタグをつけているのですぐにガイドとわかる)、「外国人のお客様をお連れのグループからご質問なんですけど、尾鷲までゆっくり歩いて3時間で行かれますか?」と一言。



「はい、ゆっくり歩いても3時間あれば十分ですが、もし、途中で天狗倉山によられるのならあと1時間必要です・・・そのお客様、ご案内させていただきましょうか?」と私。



「もしよろしければお声かけてもらえますか?」と非常に丁寧な女性スタッフ。



そこで声をかけさせていただいた外国人4人(夫婦2組)と日本人女性1人の5人グループ、なんとなんと、バルセロナ出身のスペイン人と、バルセロナ北方の街に在住の日本人女性だったんです~!彼らも快く、「ぜひぜひお願いいたします!」とのお返事。



スペインは最も好きな国の一つで、渡航回数、滞在期間も私の中ではかなりの上位!しかし、まだまだ数字やあいさつ、よく使われる表現や数知れた単語しか知らないほどの状態^^;



スペイン語の通訳は、その日本人女性Kさんがしてくれるのですが、私もなんとか今まで覚えたスペイン語の単語を駆使して、わかる単語は積極的に伝えます。「モンテ、リオ、シウダー、カミーノ・・・」単語を使うたびに笑顔で反応してくれる時は本当にうれしいのですが、ああ、せめて英語なみに会話できたらなぁ~



熊野古道の話を中心に、時々カミーノ・デ・サンティアゴ(欧州各地からスペイン西端の聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへ至る巡礼路の総称)のネタを織り交ぜると、さすがカミーノのすぐ近くで生まれ育った彼らは、「これはまさに日本のカミーノだ!」ととても納得して喜んでおられました^^馬越峠に到着後は天狗倉山、尾鷲方面へ行く彼らを見送り、私は道の駅海山へと戻ります。



バルセロナ北方に在住で、現地で学校を運営しているという日本人女性Kさん、なんと出身地は私と同じく三重県津市。すごくさばさばしていてさわやかで素敵な女性でした。私が5月末から出発するユーラシア大陸横断の旅では、最後の方でバルセロナ近くも通る予定、「ぜひ旅の途中で寄ってね。今回ガイドしてくれたお礼に私の街を案内するわ」と連絡先を教えていただきました。



シダひとつ、ヒノキ一本に感動してあげられる情熱の国からやってきた彼らの歓声は、カミーノ・デ・クマーノに大きくこだましていました。


NCM_0740.jpg
記念の一枚☆
(掲載許可いただきました~!)




Buen Camino^_-☆

カミーノ・デ・クマーノ - 2014.03.26 Wed

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆


4月12日から16日にかけ、ロンドンに本社を置く旅行会社『OKU JAPAN=奥ジャパン』のツアーご一行様のアシスタントガイドとして中辺路の旅に同行させていただくことになりました。それに伴い現地最新状況の確認のため、3月19,20日の2日間をかけて中辺路の滝尻~小弘峠、発心門王子~熊野本宮大社を歩いてきました。


大阪の中心部を発し、心斎橋や難波など日本国内でも有数の繁華街を抜けた後は田畑が広がる大阪南部、美しく穏やかな和歌山県西部の海岸線を経て「口熊野」と呼ばれる田辺地域からはいよいよ険しい山間部へと入って熊野本宮大社に至る中辺路は全長およそ300km(この中で大阪~和歌山県田辺市間は主に紀伊路と呼ばれます)、日本で見られる風景をすべて凝縮したかのような、風光明媚かつ変化に富む道です。



これまでにも何度か歩いている中辺路ですが、今回久々にきてまず感じたこと。



道行く人は外国人個人トレッカーが大多数。



彼らは主に、田辺市の一般社団法人「田辺市熊野ツーリズムビューロー」からの情報を通じてやってきているとのこと。英語はじめ複数の言語で和歌山県内の奥熊野エリアに関する情報を積極的に発信しており、「田辺市熊野ツーリズムビューロー」発足の2010年以降は、アメリカ、オーストラリア、フランスなど欧米をはじめ、近年では香港やシンガポールなどのアジアからの個人旅行者が爆発的に増えたといいます。



来月のツアーでもお世話になる「民宿ちかつゆ」で1泊すると、同宿だった旅人は若いオーストラリア人女性とフランス人男性、それぞれ個人ハイカーでした。夕食時、食堂に入るとすでに二人はおり、隣同士の机で談話していました。後から入った私はここでビールを片手に鍋に舌鼓を打っていると、なんと彼らの話題はスペインの西部へ通じる欧州各地からの巡礼路「カミーノ・デ・サンティアゴ」に!!それはオーストラリア人女性からのフランス人男性に対する「あなた、カミーノ・デ・サンティアゴは歩いたことある?」という一言に始まっていました。



その後、フランス人男性は「え、なにそれ?」


そしてオーストラリア人女性「フランスからスペインへ通じる長~い巡礼路よ。ここの熊野古道みたいな感じ。」


フランス人男性「えぇ、そんな道あるんだ!」



「私知ってるよ~ 歩いたよ~!」思わず私はその会話に割り込んでしまいました~(笑)



すると二人からは「え~!!本当に!?ちょっと、その話聞かせて~」と返ってきました。その後とはいうものの、そのカミーノ話から、今後彼らが行こうとしている熊野古道のことに関するお話、これまでの彼らの日本旅行に関するお話と、かれこれ2時間以上にわたり、この話は続きました。これぞほかの何でもないカミーノ・ナイト!!(ワインがあったらなぁ~)


って、ここは熊野古道が目の前を通る和歌山県田辺市中辺路町の近露ですからね~


熊野古道を多くの国の人々が行き交い、交流するという世界は私の夢の一つなので、そんな夢が現実のものとして目の前で繰り広げられている、その中に私がいるというのがなんだかとても嬉しかったです!


ちなみに、ここ「民宿ちかつゆ」は、地下600メートルに沸く温泉で炊いた「温泉鍋」が名物です。つゆにコクがあり、どこか大人の深い味わいがあります。けっこう病み付きになりますよ^^


P1180049.jpg
具材を入れるとアワアワ~
温泉鍋です~^O^



この日に出逢った「クマーノマジック」は、外国からの方だけではありません☆「クマーノマジック日本人版」は、次のブログで書きますね^^ あ、あと他の写真多数もそちらに。



P1170963.jpg
高原(たかはら)地区からの眺め

P1170994.jpg
(延々と続く中辺路のトレイル)



Buen Camino^_-☆

かつて人はみな歩いていた~ - 2014.03.10 Mon

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆


「体験から得る実感、そして驚き」をひとつ^^



NCM_0680 (1)



昨日、今日のお客さまには、ちょっとホンモノの浜街道を歩いていただきました~(国道でも、防風林内のトレイルでもない、ホンモノの浜ですよ~!!)体験していただいたのはわずか300メートルではありますが、みなさまからは「前進するより埋没する方が大きい(砂利浜の特徴です)」「見た目は平坦だけど結構手ごわい~」と様々な感想が飛び交いました。


「今日は300メートルですけど、昔の人は一日で30km続くこの浜を歩いていましたよ」と私が言うと、お客様は皆一同に、いにしえの旅人のタフさを再確認をし、首を縦に振っていました。


これは、何でもない場所で「昔の人は足を取られる砂利浜を30km歩いたんですよ~」と言っても、理解はできても実感までには至らなかったことでしょう。体験ってやはり大きいですよね。


私自身、国内、国外とわず、気になるものは自分の目で見て、足で確かめ、においをかがないと気が済まないという考えを持っているので(だから、「つないで伝える」というお仕事を選んだわけで)、今回のツアーはガイドの立場としてもとても有意義なものになりました。


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~



ただ、この某ツアーについて一つ疑問が・・・^^;


2年がかりで、毎月1回の割合で熊野古道伊勢路のすべての峠を歩けるシリーズになっており、ここ最近は恒例になっております。ただ、これまでは紀伊半島が最も暑くなる7,8,9月は行われず、その他の月で開催されていましたが、今回は1,2月がなくなり、代わりに昨年の7~9月に開催されたとのこと。昨年も通しで参加されたお客様がほとんどで、「昨年は暑くてしんどかった。与えられた飲み物ペットボトルの500mlでは足りず、熱中症になりそうだった。やっぱ3月は快適!」という声が多く聞かれました。



なぜ、1、2月の開催がなくなったのかを聞くと、「1,2月は通行する高速がよく大雪で閉鎖されるから」とのこと。



う~ん、それなら8,9月だって台風豪雨などでこっちの国道はしょっちゅう閉鎖されるんですけどねぇ~



実際、熊野古道伊勢路は8,9月よりも1.2月の方が断然歩きやすいのです。事実、「夏は本当にしんどかった」という声が昨日だけでも結構聞かれたわけです。なのに、1,2月をなくして7,8,9月にしたというのは、お客様の意見を本当にくんでいるのか、疑問に思ってしまいました。



まぁ、こればかりは一つの角度だけ見ても難しいものがあるのかもしれないですね・・・
他との兼ね合いもあるでしょうし、ツアーを組むって、簡単なことではないですからね~m(_ _)m




Buen Camino^_-☆


道~ - 2014.01.29 Wed

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆


仕事であちらこちらへと出かけており、ずっと更新できずにいました~・・・・。ここ1週間のデキゴトを順次アップしていきます~ まずはコレ。


1月18日、19日両日、「くまの体験企画」主催の世界遺産10周年熊野古道伊勢路・東紀州踏破ウォークの第一回、第二回目が無事終了しました。この企画は、熊野古道に思い入れの深い「くまの体験企画」の代表、内山さんが10周年の節目に初心者、熟練者問わず多くの人に気軽にこの道を歩き、感じてほしいという願いから生み出した特別企画です。両日とも予想を大幅に上回る40名以上の参加がありました!


踏破第一回目の18日は、JR紀伊長島駅に集合し、そこから荷坂峠へと登り、梅ヶ谷を経てツヅラト峠を越え、再びここ紀伊長島に戻ってくるコースでした。かつての伊勢国と紀伊国の境に位置した2つの峠を1日で越えるちょっと欲張り贅沢コースです^^


第二回目の19日は、同じくJR紀伊長島駅に集合し、いよいよ熊野三山に向けて南下を開始!一石、三浦、始神の小さな各峠と、その合間に位置する素朴な漁村、美しい海岸線を愛でながら紀北町海山区の船津までの17kmを歩きました。途中、古道客を積極的に世話してきた地元の方から、それぞれ甘酒、ぜんざいのおもてなしを受けました。甘酒は、始神峠のふもとで代々にわたり、古道客を迎え入れてきたY様、そしてぜんざいは熊野古道伊勢路の歩き旅人を積極的に支援し、自らも伊勢路スルーハイカーであるS田さん!(船津にある古道の旅人休憩所、『庄司屋』オーナーさんです!)とその奥様でした。(S田さんも途中まで参加者として歩いていただいていました)。江戸時代からあるこの地の人と旅人とのつながりがいまなお存在するこの地域、この道・・・守っていきたい流れです。


P1160733.jpg
荷坂峠へひたすら登る・・・

P1160756.jpg
ツヅラト峠にて
いにしえの人々もここでは特別な感情を抱いたに違いない

P1160769.jpg
ツヅラト下り

NCM_0543.jpg
このほっこり感がたまらない~
S田さんからのぜんざい(^☆^)



18日の夜には、参加者の中にいる、前々からお世話になっていたFさんとHさん、そして御浜や熊野から駈けつけて来てくれた、「御浜天地」のスタッフの方々とともに尾鷲の憩いの場「おにぎり静」で大盛り上がりでした。なんだか不思議な組み合わせだったけど(笑)、この「つれもて飲もら」的な流れがこの地独特の魅力でもあります。

ちなみに、「御浜天地」とは、三重県御浜町にある農場のことで、私は冬の間、ここで切り干し大根づくりのお手伝いをさせてもらっています。そこでの仲間に今回の飲み会をお誘いしたところ、ノリノリで4人も来てくれたんです~(^O^)そして、中の若い女性ボラバイトのHちゃんは、後日、第二回目踏破に参加してくれました!!!


NCM_0525.jpg
毎度、静のママは尾鷲漁港直送の新鮮なお魚を出してくれます!

NCM_0526.jpg
そして、ここに来たらこれなしでは帰れない!
カ・タ・ヤ・キ・ソ・バ



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・



『紀伊半島の霊場と参詣道』が世界遺産登録されて10周年。三重県、奈良県、和歌山県内に張り巡らされている各峠を歩く人はもちろん、旅の形式や価値観も多様となり、ハイキング型からほんまもんの巡礼すなはち歩き旅型の人口が徐々に増えてゆきました。


この世界遺産(もちろん世界遺産となっていない区間も含め)は、1か所だけを見ても「なんと素晴らしい大絶景!!」と誰もが簡単を上げるような場所では決してありません。どちらかというと、どこにでもあるような「シンプルな風景」の連続です。


しかし、そのシンプルな風景を形成しているものは、何百年もの間、様々な思いを抱えた人が人生をかけ、祈り、そして守ってきたものが脈々と受け継がれ、今に至ったものです。過去から未来へとつながってゆくまさにそのまっただ中にいる・・・そう思ってこの道を歩いた時、自分の五感を使ってこの道を歩いた時、はじめてこの道が「広大慈悲の道」と昔から詠われた意味を感じ取ることができます。


祈りを、願いを、思いを、人を、つながりを・・・・時空を超えていくつもの〝風〝をこの道は運んできたのだろう。私が「道」を好きになった、まだ確実に出し切れていない答えが、これらに紛れて時折伝わってくるのを感じます。




Buen Camino☆

もうすぐはじまります!熊野古道踏破企画 - 2014.01.14 Tue

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆



紀伊山地の霊場と参詣道の世界遺産登録10周年を記念し、『くまの体験企画=内山裕紀子代表』が、伊勢と紀伊の国境だったツヅラト峠/荷坂峠から熊野三山の一つ、速玉大社がある新宮までの間を全16回に分けて踏破する企画を実施します。私もスタッフとして全行程のコーディネーター兼ガイドを担当いたします^^


第一回、第二回目は今週の土日にさっそく開始します。第三回目~十六回目は2月以降実施予定です。


天気も安定しているこの時期、みんなで楽しく踏破してみませんか?
歩き旅初心者大歓迎です!!


詳しくは下記をご覧になってください。


くまの体験企画HPより
http://kumanokodo.info/mirumiru.php?itemid=296


20111218松本峠道 (1)

20110524新鹿~木本 (4)



Buen Camino☆

初ガイド - 2014.01.11 Sat

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆


本日は2014年初ガイドで、定番の熊野古道馬越峠を歩いてきました。
お客様は関西からお越しで、伊勢神宮を参拝後熊野三山へ向かわれる道中のご夫婦でした。旅行は大好きだけどトレッキングは未経験というお二人、道の駅海山から馬越峠往復の行程を歩き終え、「自分の足で移動するという感覚に感動を覚えた」と、喜んで南下していきました。私自身、伊勢神宮→熊野三山という流れの旅行者をご案内させていただき、有意義なガイド始めとなりました。


往復して道の駅海山に到着し、お客様をお見送りした後、尾鷲側に止めた車へ向かい、再度馬越峠に登りました。まだ時間は15時前、久々の天狗倉山にも登っちゃいました~  


途中、楽しい恩師のT氏にばったり会えるし、なじみの場所でたくさんの巡り会わせがありました☆


1389421043099.jpg
今年もこの靴でたくさんの大地を踏みしめたい^ー^v


Buen Camino☆

浜を歩く人々 - 2013.12.15 Sun

¡Hola! caminotty@ちきゅうの道です☆


11日は愛知県からお越しの5名様を、熊野市大泊~松本峠~木本本町通り~獅子岩~花の窟というコースへとご案内いたしました。このコースは全長4kmの初心者向けコースではありますが、立派な石畳、絶景、旧街道、浜街道と熊野古道伊勢路のイイトコドリともいえるボリュームたっぷりのコースです。

獅子岩に着いた後、バス出発時間までたっぷりあったので、お客さまにはガチで浜街道の“浜”を歩いていただきました~ 

熊野古道伊勢路の浜街道といえば、ここ獅子岩から和歌山県新宮市までのおよそ25kmの区間を言います。名の通り、昔は浜そのものが街道でしたが、国道42号線と防風林が出来た現在では、国道もしくは防風林内に敷かれたトレイルをたどることになっています。では、浜そのものを歩いた場合、どうなのか。


見て美しい、触って心地よい御浜小石でぎっしり埋め尽くされているこの浜は真っ平らで雄大に見える外観とは逆に、実際歩いてみると一歩踏み出すごとに足が砂利浜に持って行かれ、なかなか歩きにくいものです。長時間歩いていると、難所と言われている伊勢路の他の峠道以上に手ごわいものがあります(苦笑)

お客様に歩いていただいた距離はわずか300メートルですが、「これだけで筋肉痛になりそう~」「なかなかハードだった~」と声をそろえていました(笑)これが25kmも続いていたことには大変驚かれていました。今でも改めて思いますが、昔の旅路は本当に難路の連続だったことでしょう。だからこそ、聖地へ到達することへのこの上ない喜びもひとしおだったことでしょう。


NCM_0472.jpg
松本峠先の展望所より

NCM_0475.jpg
浜街道のワンシーン




Hasta mañana☆






難所へGo!! - 2013.12.09 Mon

¡Hola! caminotty@ちきゅうの道です☆

12月7日の馬越峠に続き、8日は熊野古道伊勢路の最難所八鬼山のガイドでした。8日のお客様は毎年この時期にこちらに来てくださる、八ヶ岳山麓で活躍する若きアウトドアガイド「ひといき荘」のふじけんさんと、その仲間たちでした。メンバーは20人+ワンコ4匹♪


みなさまアウトドアに関わっている方ということもあり、20人もいながら全員健脚という“異例のメンバー”でした。前夜、忘年会として尾鷲に泊まり、牡蠣づくしを堪能、そして翌日は一日かけて八鬼山を歩き、そのまま帰宅(みんな山梨や静岡、東京方面と遠方!)という行程でした。


この難所の中でもとくに急こう配の「七曲り」では毎度お客様と歩く場合は十分に時間を取るのですが、このみなさん、平地を歩くときと変わらないじゃないか~!!!

そして最後に行程が終わる三木里海岸では海を見るや否やみなさんの血が騒いだのか、海へハイテンションで駈けてゆく始末・・・もうまさに真夏そのもの~ (何人かは足まで入っていました^^:)

リーダーのふじけんさんが歩き出す前、「出発前の元気な姿の集合写真を撮り、最後には疲れ切った姿でまた集合写真を」と言っていたけど、最後の方が元気でしたね☆



P1160246_20131214091555acb.jpg
かご立て場での休憩シーン

P1160255.jpg
さんさんと太陽が降り注ぐさくらの森広場でランチ

P1160251.jpg

P1160259.jpg
三木里海岸でフィニッシュ!!

P1160261_201312140916080e2.jpg
旅の最期が海っていうシチュエーション、いいですよね^▽^/


P1160267.jpg
時間があったので、三木里のひなびた橋で全員集合!!



Hasta mañana☆






ガイド のち 台風!! - 2013.09.17 Tue

¡Hola! caminotty@ちきゅうの道です☆


14、15両日はガイドでした。台風の足音にハラハラしながらも、ほぼ予定通りに進められ、無事行程終了^^お客様の一人は私の幼馴染で、今回はその幼馴染が仕事仲間を連れて来てくれました。私を入れて5人、みんな同じ世代、ガイドツアーというよりワイワイ女子旅状態でした♪


P1140288.jpg
二木島峠~逢神坂峠間の美しい道

P1140299.jpg
尾鷲の民宿「まさはる屋」 私も同宿しちゃいました~^^
ここは漁師であるご主人が毎日釣ってくるお魚がフライ、お造り、煮つけ、塩焼・・・ありとあらゆる姿に変えて出されます。お魚だけでお腹いっぱいになれる宿です^3^

P1140294.jpg
松本峠

P1140304.jpg
子安の宮、神内神社(紀宝町)



今回、またまたトレイルマジック、カミーノマジック発生!!!!
昨日、松本峠に到着したとき、大きなバックパックを背負った一人の男性がいました。その男性の手元を見てみると、見覚えのある本が・・・









945894_521844687883158_1643346357_n_201309172234404eb.jpg
これだ~~~~~~~~っ!!!!!








思わず声をかけさせていただきました~
彼は岡山県からの旅人で、伊勢神宮から大峰奥駈上にある玉置山に向けておよそ230kmの歩き旅の最中とのこと、昨年は四国歩き遍路を達成させたとのことです。そこで今回、玉置山についてネットで調べていたところ、この本が引っかかり、さっそく購入したとのことです。松本峠で別れたあと、友達のお店「木花堂」へ向かっていました。木花堂は私が「ぜひ行ってみてよ」と紹介したところ、「そこ、実は道中色んな人にぜひ行ってみてって言われていたところですよ~こんなにたくさんの人に紹介される場所って、どんなお店なんだ~ますます楽しみだ」と声を弾ませていました。そして木花堂でも話が盛りに盛り上がったとのこと~☆



つながるべく人は必ずどこかでつながる、そしてそれはつながる前には想像もしえなかった考え、発想、その後の人生観を与えてくれる・・・トレイルマジック、カミーノマジックって本当にすごい!



無事にみんなを送り届けた後(あと一本遅い列車だったら運休だったよ~汗)、荒れ狂う海を横目に、私は峠を越えて帰路につきました。



P1140324.jpg




Hasta mañana☆

今日の大丹倉 - 2013.02.16 Sat

寒風吹き荒む中、秘境赤倉の“ニューフェイス”、Hさんを表丹倉&大丹倉へご案内しました。このミニトレッキングの主な目的は、私が今作っている赤倉かいわいのイラストマップが果たしてちゃんと歩く人にとって使えるものなのかのテストということで、表丹倉が初めてという、テストには“好条件”のHさんと行くということになりました。


地図を片手に迷わず行けるかというHさんに対するテストではあったのですが、同時に「きちんと使えるイラストマップを描けているか」という私に対するテストということにもなります(緊張~~~(((゜O゜)))


しかし、初めて表丹倉&大丹倉というかつての行場をゆくトレッキングコースへの、Hさんの感動っぷりが半端ではありませんでした。


「ここの風、なんて心地いいんだ・・・?それに、なんなんですかこの絶景は、鳥肌立つんですけど?」


深く果てしない光景にこだまするこのHさんの声を聞いてしばらく鳥肌が立ちました。感動している人を見ていることへの感動はまた自分に新しい感性をもたらしてくれます。




・・・で、肝心なイラストマップへの評価は??(笑)



P1100876.jpg
大丹倉 by caminotty

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

FC2プロフ

最新記事

最新コメント

カテゴリ

とっておきの一枚 (168)
ブログ (13)
☆今週の一枚☆ (2)
自己紹介 (1)
2011年台風12号被害状況 (37)
たわごと (165)
熊野古道 (38)
チームマタタビ (17)
その他トレッキング (46)
熊野古道ガイド・ツアー (58)
伊勢街道 (6)
オシラセ (64)
世界の古道 (12)
日々思うこと・コラム (29)
仏教の道&シルクロード (3)
四国八十八ヶ所参詣道 (1)
沖縄の古道 (3)
おもろネタ (9)
ヨーロッパネタ (2)
年末伊勢街道歩き旅シリーズ (27)
アジアネタ (0)
Camino de Santiago2009-2010 INDEX (0)
Camino Journal2009-2010 ~カミーノ道中記 (7)
カミーノ・デ・サンティアゴのミニコラム (0)
カミーノ・デ・サンティアゴ模範行程 (0)
いにしえの生活道・集落跡 (10)
旅人のお話 (13)
熊野古道伊勢路ガイド (0)
☆動画☆ (1)
☆なう☆ (18)
紀伊半島の日々 (149)
新年(旧年末)熊野古道伊勢路歩き旅シリーズ (14)
外遊びぷろじぇくと (4)
一日一笑 (0)
自分旅プロジェクト (4)
旅のアトリエ・ちきゅうの道 (2)

最新トラックバック

プロフィール

caminotty

Author:caminotty
三重県紀北町在住。歩き旅人&旅イラストライター&ガイド

検索フォーム

カレンダー

10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

RSSリンクの表示

QRコード

QR

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。