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2017-06

尾鷲道の道普請 with 外ぷろ - 2016.10.05 Wed

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆


10月2日は、外遊びぷろじぇくとのメンバー14名で、尾鷲道・古和谷ルート整備をしてきました。

千古斧鉞を知らなかった日本有数の秘境地帯を抜ける道、常に台風様のご機嫌をうかがってきた道・・・時に厳しいフィールドは、とても優しい緑に覆われていました。

どのような状態でも常に冷静に、そして軽快な手つきで道普請をされる外ぷろの先達のみなさま(通称ヤブコギ隊)にはいつも頭が上がらないです。


みなさま、お疲れ様でした!



【尾鷲道とは】
三重県と奈良県境にそびえる大台ケ原山(1695m)の肩に位置する尾鷲辻から尾鷲へと至る約20kmの道の通称です。海沿いの町尾鷲の裏手にあたる古和谷から一気に1000m近く尾根を駆け上がり、その後は台高山脈の稜線にほぼ沿うようにして大台ケ原へと至るこの道は、大台ケ原にある大台教会へ尾鷲から参る道として1915年に拓かれたのが始まりとのことです。その後も一時は尾鷲の学生が毎年のようにここから大台ケ原山へと歩き(このハードな秘境ルートを歩ききることが大人への登竜門とされていたとか。それなりにここを歩いた世代の内では何かと伝説も多いですw)、一時は賑わっていたものの、ここ近年では歩く人は皆無な上、日本国内最多雨地という厳しい環境も加えて道は徐々に元の姿へと還りつつあります。実際、毎年度出ている登山ルートマップでも、2005年版では上級者向けルートとして掲載されていたが、2010年度ではルートそのものが抹消されてしまっていました。

何でも便利へ、最速へ向かいつつある日本国内でも貴重な存在のひとつともいえるこの歴史ある秘境ルートです。



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午前7時に、尾鷲のマック前に集合
外ぷろ創設者の一人、U先生のフルキャラバン仕様車!!!


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装備も凄いが、それを使いこなす外ぷろエキスパート陣も最強!!!


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さぁ出発! (左下に見えている道標は、U先生作で、文字はお父様の直筆だそうです!)


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20代から70代まで、年代も職業も様々なメンバーが尾鷲道を刈り開いていきます。


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私の役目は、GR(グラン・ランドネGrand Randonnee)式サイン設置


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どこにあるかわかりますか~!?
不明瞭な個所にはこの小さなGRサインが活きます


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お疲れ様でした\(^O^)/


おまけ・・・


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この古和谷ルートはかつて木材搬出用のインクラインが通っていました。


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それぞれに個性と表情を感じるコケたち



Buen Camino^_-☆











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尾鷲トレイルツアー下見 - 2016.09.10 Sat

¡Hola Buenosdias! caminotty@ちきゅうの道です☆

9月9日は、M社とK協会の尾鷲トレイルツアー下見に同行させてもらいました。

ルートは、コテージウッドペック前→馬越峠→天狗倉山→オチョボ岩→天狗倉山手前から岩屋堂→馬越交差点でした。
私たちにとっては毎度おなじみコースですが、ここは里、尾根、海、町、巡礼路、生活路・・・すべてがゆるりゆったりとバランスよくつながるすごく貴重なエリア。日本、世界のどこにある地方とも共通点を見いだせるだろうエリア。

こんな場所が常に身近にあることって、今更ながら幸せなことですよね♡


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何名かは「1ヶ月ぶりの山だからついて行けるだろうか」とおっしゃっていたけれど、
全てのメンバーが達者な足取りそのものでした^^ やはり外ぷろ!

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いつ落ちるかいつ落ちるかと、早10年・・・未だに落ちていません、天狗倉山大岩

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クリアーな天狗倉山からの絶景

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大岩の頂上

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銚子川とその背後の巨大な大台山系山体。
改めて、「尾鷲道」とはすごいところを通っている・・・・・・・

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天狗倉山ぐるり180景

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そしてオチョボ岩へ。
時間さえあれば5時間でも6時間でも居れてしまう、贅沢な場所デス☆

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尾鷲湾に浮かぶ長楽寺

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天狗倉山のふもとにある岩屋堂へ
尾鷲市指定文化財です

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岩屋堂内にある三十三観音石仏は、熊野古道を行き交った巡礼者も大勢お参りに寄ったと言われています

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無数の祈りが込められたともしび


Buen Camino^_-☆



電柱街道(笑)@矢ノ川峠道 - 2013.06.03 Mon

電柱街道・・・名の通り電柱が立ち並ぶ街道には間違いないのですが・・・













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こんな場所です(笑)



6月2日、旧矢ノ川峠道から三木里に至ったという幻の古道「電柱街道」調査を兼ね、「外遊びぷろじぇくと」メンバーのまっさん、まっさんJr、金ちゃんとともに繰り出してきました。



電柱街道と何とも滑稽なネーミングを勝手に付けられた谷は、八十谷というれっきとした名を持っています。かつて、沿岸部の三木里からこの谷に沿って矢ノ川峠道に上がり、尾鷲または奥熊野方面に通じていた古い生活道があったとされます。三木里から奥熊野の大又、飛鳥、五郷方面へはこの道を通れば最短で行けますが通る人も極少数で限られていたことから記録といえるものは皆無であり、古老の言葉として伝えられるものが残っているにすぎません。



さて、ブログタイトルにもある電柱街道の由来ですが、尾根筋に並ぶ鉄塔から三木里方面への送電のためにこの谷に何本もの電柱が設けられているためです。



「電柱があるのだからもちろん巡視路が。おそらくその巡視路はかつての三木里から通じていた古道だろう。もしかして石畳が。古い道標が・・・。これは楽しい調査になりそうだ」なんて考えがそもそも甘かったと実感せざるを得ない外遊びになりました^^



行程は8:30に国道42号矢ノ川トンネル尾鷲川出口脇の排気施設前スタート→旧矢ノ川峠道蔭谷橋に至る土石流の谷→蔭谷橋から旧矢ノ川峠道→矢ノ川隧道→八十谷林道→電柱街道→三木里



名称未設定 1のコピー
行程即席イラスト



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まず車を降りてじっくり見ることなどないだろう、矢ノ川トンネル脇排気施設
ここをスタート!!

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山に入ってすぐ、陰谷の沢を遡り、旧矢ノ川峠道へ
2011年台風12号による土石流でズタズタ・・・

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キャニオリング!?

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蔭谷橋が見えた!

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蔭谷橋も土石流にやられ、欄干はすべてサラに

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旧矢ノ川峠道よりちょっと贅沢な一枚☆

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八十谷林道の一角 
ここは指折りの絶景ポイント、三木里を一望!

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ここを下れば、電柱街道に入ります

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いきなりこんな道!!!!(って道じゃね~~)

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電柱がある=巡視路があるという安易な希望はいとも簡単に打ち消されました
(以下、関連写真)

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電柱は見事にやぶの中・・・

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ここが、かつては三木里から奥熊野や小坪(尾鷲の地名)へ抜けた古い生活道であったとされてます
その道筋とされる場所に、今は電柱が並んでいます(というより藪にたたずんでいます)
一体、どれくらいの頻度で点検に来ているのでしょう?作業員は藪漕ぎ間違いないはず・・;


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時々、一枚岩を滑ったり(危険!!)

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三木里に近づいてくると、炭焼き窯跡が多く見られます。
炭焼釜+電柱の絶妙(奇妙?)なコラボ

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いびつな形の釜跡
ハート釜!?

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最後の最後にシダ藪が~

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ようやく歩きやすい未舗装林道に出ます

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尾鷲熊野道路の真上を通ります

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そして小高い集落から熊野灘を見下ろすステキな集落、三木里へ。























矢ノ川峠(昭和道)踏破 - 2013.05.07 Tue

5月7日、「外遊びぷろじぇくと」の仲間と、尾鷲市と熊野市の間にまたがる旧道、矢ノ川峠を踏破してきました。


まず、この気になるネーミングをもつ「外遊びぷろじぇくと」についてヒトコト。

「紀伊半島東部の大自然豊かな地域を遊び尽くそう!!」そんな志を持ったメンバーが立ち上げたアウトドアプロジェクトです。メンバーは尾鷲周辺を中心に、熊野、松阪、そして最近は県外にもひろがりつつあり、トレイルランナー、チャリダー、シーカヤック日本一周経験者、かつてはバイクであちこち放浪していた人、世界の変わったトコロへちょくちょく行く人・・・とにかく個性的でじっとはしていられない行動派が勢ぞろい。そんなメンバーが、尾鷲周辺に広がる大海原、旧道、古道、深山幽谷の山並みを舞台に遊びつくし、新たなアウトドアフィールドをどんどん見つけ出すという目的で活動しています。

日に日に増えるメンバーがそれぞれ好きな分野の企画を持ち出すため、最近では周に2,3の割合で外遊びツアーが実行されています(笑)もちろん強制参加ではなく、行きたい人が行きたい日に参加可能です。
リアルタイム活動情報につきましては、下記のURLをご覧になってください☆

http://sotopro.jugem.jp/

・・・とこがヒトコトやねん!?(笑)


国鉄(現JR)紀勢本線が昭和34年に全通するまで。尾鷲と熊野間の往来は矢ノ川峠を越えていました。現在の国道42号線なら40分でいけるものを、時間通りに行けて3時間、途中で脱輪などのハプニングがあれば半日は要するとんでもない道でした。国道42号線やJRが開通して久しい現在はもちろん人の往来はなく、ほぼ全区間オフロードの道が山中にたたずんでいる状態です。「旧矢ノ川峠昭和道」として親しまれ、全国の廃道、旧道マニアが時折往来するマニアック街道となってます。


この矢ノ川峠道に関してはこの人なしには語れません!!!矢ノ川小僧ことまっさんが運営する矢ノ川峠の“生き字引ブログ”はこちらをご参照ください^^
http://yanoko.blog85.fc2.com/



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矢ノ小峠道(尾鷲側)の様子


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途中、素掘りのトンネルが3つ現れます

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岩面の至るところに見られる放射樹の紋様は発破の跡

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一番長い旧矢ノ川トンネル

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八十谷林道入り口から眺める“尾鷲一周トレイル”の尾根
熊野古道八鬼山までつながります

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この時期は藤がいっぱい!

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矢ノ川峠 標高808m

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そして熊野側へ
尾鷲側に比べ、熊野側はより荒れています 廃道ムード抜群!

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矢ノ川峠およそ30分
左手に見える立派な切り通しは尾鷲市賀田方面から来る古い杣道の跡

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熊野側で唯一目を惹く、カエデ大木



そして、帰りによりみちとして、幻の“デンガラ滝”を見に行ってきました☆
場所は、現国道42号線の矢ノ川トンネル尾鷲側入り口前から入ります。


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トンネル排気施設
車を降りて見ることなどまずないでしょう・・・

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ここから山道へ入ると別世界・・・
まるで探検隊(って、実際探検隊なんだけどね)

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そして忽然と姿を現すデンガラ滝

※デンガラの名前は、かつて存在したという矢ノ川峠の江戸道“デンガラ越え”のふもとに当たることから、我々が勝手に命名したのです^^尾鷲では昔、悪いことをした子に「でんがらこーでんがらこー」と言ったそうです。これには「悪い事したらデンガラ越えにつれていくぞ」という意味があるそうな。それほど恐れていた峠ということだったのでしょうね

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これがデンガラ越え(2009.6)
思えば私たちの永遠のヒーロー、わんたろうさんとの初対面がここだったなぁ^O^

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澄んだ水・・・

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三重県紀北町在住。歩き旅人&旅イラストライター&ガイド

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